あなたの周りに、なんでだかよく分からないけど、
- 周りの人に助けてもらえる人
- ヘマしても許してもらえる人
- 自分勝手なのに、憎めない人
こんな人はいませんか??
こういう人たちってズルしてるわけでも、周りに媚び売ってるわけでもないのに、なんでだか愛されちゃうんです。
しかも、だからと言って周りから嫉妬されてるわけでもないし、本人も意識してなさそうなのが不思議だと思いませんか??
実は、こういう「愛されキャラ」の人に共通して働いている力が「愛され力」と呼ばれているもので、方程式もあるんです。
言い直します。
あるんです、というか、私が考えました。(多分世界初だと思います)
だから、この方程式さえ理解して実践できれば、誰でも「愛されキャラ」になれるし、今まで以上に人から応援してもらいやすくなります。
今回は、人間だれもがもってる「愛され力」の仕組みとその高め方を説明しようと思います。
目次
愛され力の定義

まずは、愛され力ってそもそもなんぞや!?というところから。
私が思うに、愛され力とは、「無条件に周りの人に助けてもらえたり、許してもらえる力」です。
この「無条件に」ってところがミソで、なんでだか分かんないけどほっとけない、助けてしまうって思わせるのが「愛され力」の最大の武器です。
ここで、勘違いして欲しくないのはモテ女子の 常套テクニック「ぶりっ子」や「小悪魔さ」や「あざとかわいい」とは別物です。
これはこれでいいんですが、むしろ、私大好物ですが、これらのテクニックはターゲットを絞って狙ってやるのが特徴です。
愛されたい誰かに向けて狙ってやってるので、場外から当然やっかまれます(笑)
「愛され力」はそうではなく、ターゲットを狙っていないんです。
なぜ、ターゲットも狙わずに周りから愛させれたり許されたりするのか。
その秘密の方程式がこちらです。
キャラ立ち度×ギャップ=愛され力

キャラ立ち度×ギャップ=愛され力
これ、心理学の教科書にのせてほしいぐらい自信がある方程式なのですが、これだけじゃ意味わかんないですよね。
なので、1こずつ説明したいと思います。
キャラ立ち度とは
キャラ立ち度とは「『この人はこういう人』と周りにどれだけ認知されているか」を表します。

例えば、生まれてすぐの赤ちゃん。
ほぼ全人類共通で赤ちゃんは「大事に扱うもの」だし、「泣いていたら世話をするもの」だし、「何もできないで当たり前」っていう存在です。(例外もありますが)
だから、赤ちゃんは所かまわず泣こうがおしっこもらそうが許されます。

逆の例えで、よぼよぼのおじいちゃん。
よぼよぼのおじいちゃんも赤ちゃんと一緒で、「若い頃のように動けなくなっているのが当たり前」なので、少々ボケていようが、間違えたことをやっていても「しょうがねえなあ」って許してもらいやすいです。
なぜなら、赤ちゃんもおじいちゃんも、「そういうもん」ってみんな知ってるから。
こういう「前提条件」がどれだけ周囲の人に広まっているかが「キャラ立ち度」です。
「ポジショントーク」っていって、SNS上で自分と同じ意見の人に激しく賛同したり、反対派の人をディスったりして、自分の立場を際立たせる人がいますが、それも自分の「キャラ立ち度」を上げるため。
「キャラ立ち度」が上がれば上がるほど、周りの人から、「あの人はこういう立場の人だから(しょうがないよね)」って思ってもらえるようなります。
そう思ってもらえるようになったら、後は何しても「まあ、あの人だからありだよね・しょうがないよね」で済んでしまうんです。
ギャップとは
ギャップとは英語で「隙間・大きなずれ・差」を表す言葉で、ここでは「通常モードとそうではない時のモードの差の大きさ」を表します。
1番分かりやすい例えが「ヤンキーが、雨の中で子猫を拾う」という昔の少女漫画にありそうな場面。


超怖そうで得体の知れないのしれないやつが、雨に濡れてる子猫を拾っちゃうっていう「ギャップ」がそこには生じています。
そのギャップからは「実はいいやつ」とか「根はやさしい」って思われる意外性があります。
この「意外性」こそ、人間味やその人らしさを感じる部分であり、人が人を好きになるきっかけになる大事なポイントです。
その人の普段の様子とは違う部分を見たら、気になっちゃったり、特別感を感じたりして、「憎めない」って心理が働くんです。
この感覚が「人の懐に入る」瞬間だと私は思ってます。
キャラ立ち度とギャップを掛け合わせると「愛され力」になる

こんな図を作ってみました。
4つのゾーンはそれぞれ、
- キャラ立ち度も高く、ギャップも大きい「最強愛され人」ゾーン
- キャラ立ち度が高く、ギャップは小さい「赤ちゃん・おじいちゃん」ゾーン
- キャラ立ち度は低く、ギャップは大きい「雨の日ヤンキー」ゾーン
- キャラ立ち度も低く、ギャップも低い「普通人」ゾーン
を表しています。
つまり、「自分ってこんな人なんですよ」って周りの人に赤ちゃんやおじいちゃんぐらい分かってもらえていて、かつその「前提条件」を覆す雨の日ヤンキーのような「意外性」も兼ね備えている人が「愛され力の高い人」ってことになります。
じゃあ、どうやったら「最強愛され人」ゾーンに行けるかといえば、

- キャラ立ちして「赤ちゃんおじいちゃんゾーン」に入る。
- 前提条件を覆すような部分をさらけ出して「雨の日ヤンキーゾーン」に入る。
- ①と②を繰り返して「最強愛され人ゾーン」に入る。
ようは、キャラ立ち→ギャップ→さらなるキャラ立ち→ギャップの繰り返しです。
キャラ立ちの方法

まず大切な「キャラ立ち度」を上げるための方法ですが、赤ちゃんやおじいちゃんのように存在レベルでキャラを認めてもらうためには、もうとにかくなんでもいいから自分だけのこだわりをもつ!
これにつきます。
自分の趣味でも仕事でも考え方でも、ジャンルはなんでもいいので、何か1つこだわってください。
自分がこだわればこだわるほど、そのこだわりが際立って「そういう存在の人」って認めてもらいやすくなります。
「こだわりを持たないのがこだわり。なんでもOK!」だっていいんです。
それも立派なこだわりです。
そして、そのこだわりを実践して自分なりに人へ伝えていきます。
ここで注意してほしいのが「口だけのこだわり」では意味ないです。
それは人に「こいつ口だけで薄っぺらじゃん」ってすぐばれちゃいます。
伝える方法も自分のこだわりが1番伝わる方法を考えて伝えます。
言葉で熱弁してもいいし、背中で語ってもいいし、一緒に楽しんでもいいし、とにかく「こいつはこういう人なんだ」っていうのがよく伝われば大丈夫です。
ギャップの作り方

次に「ギャップ」の作り方ですが、これはギャップを作ろう!って思えば思うほど作れません(笑)
「ギャップ」は作るのではなく、もともとあるものをさらけ出すというイメージです。
自分のこだわりとは無縁の世界、つまりこだわりのない部分や苦手なもの、こだわりに反するものなどを恥ずかしがらずにさらけ出すのが1番手っ取り早いです。
- 仕事は超できるけどファッションに無頓着
- 料理はプロ並みだけど、部屋の掃除は苦手
- こだわりがないのがポリシーだけど、カレーだけは家カレー派
人間全部を全部こだわって生きていけるわけないし、苦手なものや矛盾があるのが当たり前です。
1人の人間の中にめりはりやごちゃっとした部分あるから面白いんです。
「自分は完璧じゃないんですよ」「こんな一面もあるんですよ」っていうのがギャップなわけで、キャラ立ちさえしておけば、あとは自然とギャップって生まれてくると思います。
まとめ

今回は「愛され力」について私なりの考えをシェアしましたが、「愛され力」って結局のところ「自分ってこれでいいんだ」っていう開き直りの自己開示です。
- 周り人の顔色伺いすぎて、自分らしさを出せない。
- 周りに合わせないとやっていけない。
- 自分なんかは「愛されない」
こんな風に思い込んで、頭でっかちになってたら、いつまでたっても「自分ってこれでいいんだあ」なんて思えないし、なんにも変わりません。
周りの人に「ちょっとあの人変わってる」って思われるぐらいこだわりたいことはこだわればいい。
思い切って、「自分ってこんなにバカなんだよね~」ってところや「意外と考えてるんだぞ!」って部分をさらけ出す。
そしていったら自然と、「自分ってこれでいいんだ」って思えるし、周りなんかどうでもよくなります。
表の顔は前向きに楽しく、厚かましいぐらい素直に。
悲しい気持ちや傷ついた心は、自分の背中側に隠れてる。
そういう「人間らしい人間味」が伝わるのが「愛され力」じゃないかなって思います。
あなたのまだ眠っている「愛され力」を100%活かしてください(*^^*)

愛され力って大事だねえ。
ゆるキャラ界でも「キャラ立ち」は重要だからねえ。
「ちりつもちゃん可愛い~」って言ってもらえるように、これからもゆる~く頑張ろう。