みなさんはゲーム好きですか?
ゲームにはまった経験はありますか?
私の子どもの頃の家庭環境は、あまりゲームを推進しておらず、外遊びばかりして育ってきました。ですが、私が小学校高学年ぐらいに、兄がクリスマスプレゼントに「プレーステーション」をもらい、兄弟そろって「クラッシュバンディクー」というゲームにはまりあげました。
ゲームのあらすじを簡単に説明すると、
「クラッシュという2足歩行をするオレンジ色のイケイケな犬みたいなキャラクターが、悪いやつが世界征服をするのを阻止するために、ダイヤを集めて、敵を倒していく。」
結構スケール大きいですよね(笑)
そして、何より楽しいのはダイヤを集めるために、スタートからゴールまでにあるりんごをとって自分の命を増やしたり、敵を踏んづけたりスピンしたりして倒したり、箱を壊して無敵状態になったり、とにかくアクションがめっちゃ楽しくて、映像も最高なマリオみたいな感じでした。
とにかく面白い!!全クリしたい!!ダイヤ全部そろえたい!!
そんな気持ちにさせられて、夢中でやってました。
こんな感じで、ゲームには人を「もっとやりたい」、「もっと上手になりたい」、「もっと難しいステージをクリアしたい」という人のモチベーションを上げて維持していく仕組みがたくさんあります。
そこで、出てくるのが「ゲーミフィケーション」という考え方。
「ゲーミフィケーション」という言葉をご存じでしょうか。
ゲーミフィケーションとは、「ゲームの要素を、ゲーム以外の領域で活用していくこと」です。
つまり、日常でよくあるやる意味が分からない退屈な仕事や
やらなきゃいけないけどやる気になれないことや
やりたい気持ちはあるけど続けられないことが
「超面白い!はまる!!」ってゲームみたいにできるようになるんです!!!
これ、めっちゃすごくないですか???
私はこの「ゲーミフィケーション」という考え方にすごい可能性を感じてます。
なぜなら、目標達成のためのモチベーションと行動の維持ができるようになったら、
目次
世界中の誰でも、自分の夢や願望、目指すものを手に入れられるってことですよ!!!しかも楽しみながら!!!!
ただし、注意してほしいのが「ゲーミフィケーション」という考え方は、ゲームではない別のものを「ゲームにする」ということが目的だということです。
マリオみたいな楽しい「ゲームそのものを作る」のが目的ではありません。それは、任天堂さんの仕事であり、たくさんの技術と人々の協力があってできるものです。作ろうとしたところで、ゲームのプログラミングも分からない素人には全然楽しくありません。むしろ、苦痛です。(笑)
私は、現在、生活の中に「ゲーミフィケーション」の考えを組み込んで、毎日過ごしています。
組み込む前と後では、断然組み込んだ後の生活の方が楽しいし充実しています。
それでは、「ゲーミフィケーション」を生活に取り込む方法をお伝えしていきます。
まず、「ゲーミフィケーション」には3つの大事な要素があります。
この3つさえそろえば、とりあえずどんなことでも「ゲーム化」することができます。
「ゲーミフィケーション」の3大要素
- ゴール
- ルール
- フィードバック
そもそもゲームというものは、「目指すべきゴールに向かって、一定ルールに従いなから、行動し、その行動の良し悪しをフィードバックされて、またゴール目指して行動する」という繰り返しなんです。
マリオなら、ピーチ姫を助けるために(ゴール)、敵に当たったり溝に落ちたりして死ぬことなく城の旗まで行って、ステージをクリアしていく(ルール)。その途中に「巨大化キノコ」や「無敵スター」などのアイテムを使うとゲームが簡単にクリアできるようになったり、すべての箱を壊したりクリアにかかった時間が速かったりすると「スコア」が高くなったりする。もちろん死んだら「ゲームオーバー」画面がでてやり直しさせられる。(フィードバック)
どのゲームにも
- ゴール
- ルール
- フィードバック
があり、その3大要素をどれだけ上手く設定するかでゲームの面白さは決まります。しかもゲームエンジニアさんたちが作ってくれたゲームは、その3大要素を全自動で提供してくれます。プレイヤーはゲームを進めるためにボタンを押しているだけで、楽しめます。
ただ、実生活ではその3大要素自分で設定する必要があります。
自分自身がゲームエンジニアであり、ゲームのプレーヤーの2役をやるんです。
たとえば、「皿洗い」に「ゲーミフィケーション」の3大要素を組み込むと、
- ゴール(目の前にある汚れている食器を全て洗って、かごへ納める)
- ルール(例:タイマーで5分間という時間設定する。洗剤は最初の1回だけ使える。使う水の量をなるべく少なくする。かごへ納めるときはより見た目を美しく納める。など)
- フィードバック(皿を洗い終わった後にルール通りできたか振り返りして、できてたら自分にご褒美のお菓子をあげる。)
こんな感じです。ルールが多ければ多いほど、ゴール達成までの難易度が上がりますし、やり方を工夫しようと試行錯誤します。フィードバックのご褒美は自分に合ったものを決めればいいです。というか、ぶっちゃけなくても楽しめます(笑)なぜなら、振り返ること自体が自分へのご褒美になります。振り返ることで、自分のレベルが上がっていくのが分かって楽しくなります。
私はノートにゲーム化したいことをPDCAサイクルの形式に合わせてどんどん書いていって、自分へフィードバックしています。
Pが(ゴールとルール)DCが(行動の結果とフィードバック)でAが(次に向けたフィードバック)です。
これ書くだけで、「自分成長してるな~」って気になります!
- 「ゲーミフィケーション」×「家事」
- 「ゲーミフィケーション」×「仕事」
- 「ゲーミフィケーション」×「受験勉強」
- 「ゲーミフィケーション」×「育児」
- 「ゲーミフィケーション」×「恋人探し」
- 「ゲーミフィケーション」×etc…
もう、なんにでも「ゲーミフィケーション」当てはめてゲーム化しちゃいましょう!
それだけで人生に「楽しい」気持ちと「やる気」が戻って出てきますよ!
そして、ここからは
ゲームにすればうまくいく《ゲーミフィケーション》9つのフレームワーク/深田 浩嗣/NHK出版
で書かれている「ゲーミフィケーション」の9つの要素「g-デザインブロック」について紹介します。
この本、私が知りたい「ゲーミフィケーション」のしくみがズバズバ書かれていて、まさに目から鱗でした。超おすすめです!!!
先ほど紹介した「ゲーミフィケーション」の3大要素はあくまでも、「ゲーム化」するために最低限必要なものです。これから紹介する9つの要素「g-デザインブロック」は「ゲーム」をより楽しく・よりやり込みたくなるモチベーションと行動の維持に必要なものです。
「ゲーミフィケーション」の9つの要素「g-デザインブロック」
- 可視化
- 目標
- オンボーディング
- 世界観
- ソーシャル
- ゴール
- チューニング
- 上級者向け
- おもてなし
これだけ書かれても意味わかんないですよね。
ただ、1つ1つしっかり役割を説明したいので、別記事で詳しく紹介します。
(ここまで書くので、疲れちゃいましたw)
とにかく、この「ゲーミフィケーション」という方法論はすごいんです!!!
自分の人生が超楽しいゲームに変わったらわくわくしませんか??
私はわくわくが止まりません!!!!
誰かわくわくを共有する仲間が欲しいです!!!!
毎日をゲームをするように、本気で前のめりで楽しく生きていく。
気づいたらなりたい自分になってる。
最高だね。
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