東京へ企業面接に行ったら、芸能事務所のスクールのオーディションにも参加しちゃった!

 

 

あなたは「芸能界」って興味ありますか?

テレビや映画などに出演する俳優さんタレントさん、雑誌のモデルさんお笑い芸人さんなどの芸能人たちが住む世界です。

 

私は、小さいころNHKの「天才てれびくん」を見ながら、

 

 

 

 

さーちゃん
天てれのてれび戦士かっこいいなあ!
テレビ出てみたいなあ!

 

 

と思っていた時期があります。

 

 

ただ、それはその時のぼやーっとした夢だったのですが、

この休職中に私、実は、事の成り行きで「芸能事務所専属スクール」のオーデションに参加したんです(笑)

 

 

 

事の成り行きってどういうこと!?

 

私は小学校教師なのですが、心労・過労・学校方針への違和感などなどが理由で、現在休職中です。

 

休み始めた時期は、とにかく心と体の調子を取り戻すためカウンセリング心療内科に行ったり、

ひたすら実家でのんびり本を読んだり両親と話をしたりして本当にたっぷり休息時間をとっていました。

そういう日々の中、「自分が本当にやりたいことってなんだ?」と常に自問自答していたのですが、

 

keiさんという脱サラして、海外青年協力隊に行って、今はネパールで事業立ち上げている方のブログで作っている「『やりたいことがわからない』をたった1日で卒業する方法」無料メール講座という、メルマガをやってみて、

 

さーちゃん
ああ!自分が本当にやりたいことって「みんなちがって、みんないいって感じられる居場所づくりだったんだ。
そりゃ、今の学校で先生頑張っても難しいわけだ。

超すっきり!!!

 

 

って感じで、自分の中の「やりたいこと」と「やりたくないこと」の軸がはっきりわかったんです。

 

 

そして、

さーちゃん
それなら、自分がやりたいことができるような場所探したり

やりたいことやってる人に会ったりして

いろんなこと試してみよう!

 

という思考回路に変わりました。

 

 

 

手始めに、まず、転職サイトに登録して、1番社風や理念にしっくりきた企業面接を受けにいくことにしました。

次に、自分が前から興味があった「自然体験」や「山村留学」を実施している団体に見学にいくことにしました。

前の記事で詳しくレポートしているので、興味のある方は読んでみて下さい。

「NPO法人グリーンウッド自然体験教育センター」に2泊3日見学行ってきました!

2017年11月12日

 

 

 

その時、

さーちゃん
芸能界に入って、芸能人になったら、発信力影響力も手に入るよね。自分のやりたいことやろうと思ったら、そういう力いるよね

おねえキャラとかジェンダーレスモデルとか流行ってるし、

自分もそっち系でいけんじゃない?

※私は女の子が好きな女の子です。いわゆるレズビアンってやつです。

 

 

という謎の自信芸能事務所のオーデションについて調べていたら、

ただしゃべるだけ!実技なし!自己PRだけ!

 

こんなオーデションを見つけました。

AVILLA STAGE」という芸能事務所専属の育成スクールで行われるオーデションでした。

この事務所に所属している人を調べたら、「山川恵里佳・宇恵さやか・重盛さと美・上野まな・内田菜月・山上愛・ 椙一元・阪口拓嗣・ミラクルひかる・クリス松村 他」と紹介しており、

 

さーちゃん
知ってる芸能人いるじゃん!

なんかオーデション面白そうだし、応募だけしとこ

 

 

メールだけ送って、その後、すっかり忘れていました(笑)

 

 

まずは、企業の面接を受けに東京へ

 

小学校の先生になる前に、私は就職活動を一斉していませんでしたし、

ましてや転職活動をするなどと思っていなかったので、

履歴書や職務経歴書の書き方も当然分からず、ネットで書き方を調べ上げ徹夜して仕上げて

どうにか面接にこぎつけました。

 

 

その会社はいわゆるベンチャー企業というやつで、

会社理念求める人材像も、「やりたいことがある人!夢や希望がある人!本気で理想をかなえたい人!仕事で社会貢献したい人!」という感じで、ホームページからも本気の熱い想いを感じられる企業さんでした。

 

実際に面接を受けてみると、

私が徹夜して書いた履歴書や職務経歴書はほとんど見られず、

面接官の人とひたすら熱いトークをしました

  • 自分がやりたいこと
  • なぜ今休職しているのか
  • 興味のある分野
  • 望む職場環境
  • 自分の価値観・教育観

などなど話していくうちに、

面接官さん
君のやりたいことはよく分かった。本気な気持ちも伝わった。僕と話すより、社長と直接話をしたほうがいい。

 

 

と言われ、数分後に本当に社長さんがやってきて、直接お話することになりました。

 

 

社長さんとは、2~3時間の本気のガチトーク!

という感じで、本当に私の胸の中にある、ありとあらゆる仕事に対する想い興味関心を引き出され、

社長さんの仕事に対する熱意も自分に伝染してきて、

さーちゃん
この人のそばで働けたら、めちゃくちゃ勉強になるな。本当にかっこいい。

 

と思いながら、あっという間に面接が終わりました。

 

 

最終的に社長さんから、

社長さん

君の熱意もやりたいことも、この会社なら生かせるし、僕と同じ価値観を持っているのもよく分かった。

すぐにでもここで働いて欲しい。

でも、まだやりたいことや選択肢があるのであれば、それも全部見ておいで

内定は渡しておくから、納得いくまで考えなさい。いつでも相談に乗るよ。

 

 

こんな言葉をいただけて、本当にびっくりしました。

 

 

さーちゃん
ありがとうございます。最後までしっかり自分と向き合って、考えていきます。

 

 

このような形で面接は終わりました。

 

 

 

自分の本気の想いをこんなに大量に人に話したことのない私でしたが、

本気をぶつける楽しさ共感してもらえる喜びをこの面接で味わい、確実に自分に自信がつきました

 

本当に貴重な経験になりました。

 

 

 

ラーメン食べてたら…

 

面接が終わり、

さーちゃん
本当にいい会社、いい社長さんだったなあ。

ここに就職するなら、この周りの食べ物屋さんのことも物色しとこう。

 

と思い、会社の近くの美味しそうなラーメン屋さんに入りました。

 

 

 

あまりにも熱いトークを長時間し続けたせいで、

私は頭がぼーっとしており、正直ラーメンの味は分かりませんでした(笑)

 

 

さーちゃん
ラーメンずるずる。ずるずる。

 

 

としていると、突然携帯から知らない番号の電話がかかってきて、

普段なら少し出るかどうか考えるのですが、思考力低下ぎみの私は何も考えず出ました(笑)

 

さーちゃん
もしもし。

 

???
もしもし!こちら芸能事務所のスクールのオーデション担当のものなのですが、メールは見られましたか?
さーちゃん
(芸能事務所のスクールのオーデション…??)

いえ、見てません。

芸能事務所の人
そうなんですね。では、また電話が終わってからご確認下さい。今日はオーデション日程について伺おうと思って連絡いたしました。

 

さーちゃん
(芸能事務所のスクールのオーデション…??はああ!!!!思い出した!!!!応募したんだった!!!!
すみません!メールは見てないのですが、今日たまたま東京に別の用事で来ていまして、

その、今日いきなりオーデションとかって難しいですか??

 

芸能事務所の人
本日ですか。

少々お待ちを…

 

 

いいですよ。今からいらしてください。

 

 

 

( ゚д゚)ぽかーん

あれよあれよと、オーデション日程が決まりました(笑)

 

 

芸能事務所専属スクールのオーディション

 

 

まさか、1日に2回も面接を受けるなんで思ってもいなかったのですが、

社長さんとの面接で、自分の想いを伝える自信がついていた私は、

さーちゃん
さっきの面接みたいに、自分の想いを素直に伝えればいい。

こりゃ、自分の想いや考えを表現する練習だな。

 

と思い、あまり気負わずオーデション会場に向かいました

 

オーデション会場の「AVILLA STAGE」が思いのほか分かりにくい場所にあり、

汐留あたりを1時間ぐらいさまよいました(笑)

が、事務所の方に電話で案内してもらいながら、なんとかたどり着きました。

 

 

到着したら、至る所に今回のクールのテレビドラマの広告所属タレントのポスターなどが張られており、

さーちゃん
おお。いかにも芸能事務所って感じだ。

 

としみじみ感心していたら、

 

芸能事務所の人
よくいらっしゃいました。それでは、さっそく中に入っていただき、オーデションをしましょう。

と言われ、オーデション会場に案内してもらいました。

 

オーデション会場は、スクールの人がダンスや演技の練習に使う部屋

面接官の人が座る椅子私の座る椅子があるだけのシンプルな部屋でした。

 

芸能事務所の人
ここに座って、この書類を書いていてください。書き終わったら、このオーデション用の冊子を読んで待っていてください。

 

私は、言われたように書類に自分の基本情報を書き、書き終わってから渡されたオーデション用の冊子を読みました。

 

オーデション用の冊子には、オーデションを受ける心得が最初に書いてあり、

  • 早口言葉
  • 詩の朗読
  • 演劇の一言セリフ(男セリフバージョン、女セリフバージョン)

などの例文がたくさん載っている冊子でした。

 

 

さーちゃん
もしかして、これ読んだり、演技したりするのかな…

しゃべるだけのオーデションじゃないのか…

 

 

少し不安になった私は、

さーちゃん
隣の客はよく柿食う客だ、隣の客はよく柿食う客だ、隣の客は…

 

早口言葉を練習して待つことにしました(笑)

 

 

そんなことをしていると、

プロデューサー風面接官
いやあ!お待たせ。お待たせ。

たくさん迷ってこの事務所に来たんだって。大変だったね。

さあ、書類を渡して。

ふんふん。さくらって名前なんだね。(私の本名です)

じゃあ、さっそくオーデションを始めようね。さくら、よろしく!

さーちゃん
うおー!!いきなり下の名前呼び!!いかにも芸能界関係の人って感じだー!!

はい、よろしくお願いします。

 

こんな感じでオーデションが始まりました。

 

プロデューサー風面接官
じゃあ、まず、さくらはどうしてこのオーデションを受けようと思ったの?

 

さーちゃん
えっと、自分がしたいことをしようと思ったときに、芸能人になって発信力や影響力をつけるのもおもしろいかな、と思ったからです。

このオーデションはしゃべるだけって書いてあったので受けやすかったのもあります。

 

プロデューサー風面接官
なるほどね。確かに芸能人になれば、強力な力が手に入るね。

ただ、そうなるまでには、プロとして、自分がしたくない仕事もたくさんしなきゃいけないからね

そういう世界だってことは知っててね。

さくらは、書類のタレントとモデルにチェックを入れてるけど、どういう感じで活動したいの?

さーちゃん
そうですね、私女の子が好きなんで、そういうキャラや路線で活躍できたらいいなって思ってます。

 

今までこんな風に自分のセクシュアリティのことなんて、出会ったばかりの人に言ったことなかったのですが、

やりたいことがはっきりしていた私は、するっと言えました

 

プロデューサー風面接官
へえ!そうなの。まあ、芸能界にはそういう人たちもごろごろごろごろいるからね。全然いいと思うよ

さくらは、なんか勝気な女の子って感じで女優さんにも向いてると思うよ。

さーちゃん
はあ。女優さんですか。あんまり考えたことないです。

(勝気な女の子ってショートカットの子のイメージでしょ(笑))

プロデューサー風面接官
なんか、さくらって、飾んないっていうか人懐っこいっていうかいい雰囲気もってるね。

自分のそういう話題もさらっと言えるしいろいろあったんだろうけど今いい感じなのが分かるよ

さーちゃん
(…うれしい。)

ありがとうございます。そう言ってもらえてうれしいです。

 

こんな感じで会話をしてきました。

 

 

プロデューサー風面接官
じゃあ、さくら。さっき持ってたオーデションの冊子を持って。

今からは、そこにある言葉やセリフを読んでもらうよ

テレビでキューを出すみたいに、「さくら、何番のセリフ、キュー」ってやるから

言われた番号のセリフを読んでね。さあ、立ってみよう!

 

さーちゃん
まじか!!やっぱりやるのか!
分かりました。

 

どきどきのセリフ読みが始まりました(笑)

 

プロデューサー風面接官
じゃあ、いくよ、さくら。3番の早口言葉、キュー!
さーちゃん
東京特許許可局局長

東京特許許可局局長

東京特許許可局局長

プロデューサー風面接官
じゃあ、次。さくら16番の早口言葉、キュー!

さーちゃん
赤パジャマ 青パジャマ 黄パジャマ

赤パジャマ 青パジャマ 黄パジャマ

赤パジャマ 青パジャマ 黄パジャマ

プロデューサー風面接官
いいね。じゃあ次。さくら27番の朗読、気持ちを込めて、キュー!

 

こんな感じで言われるがままにセリフを読んでいきました(笑)

 

 

プロデューサー風面接官
最後に、さくら。この部屋の後ろにあるカメラを見てくれる

そして、グルって回って。

芸能界では、直接のさくらを見るんじゃなくて、テレビでどう映るかが大切なんだ

そのテレビ映りでのさくらの様子と今回のオーデションの内容を合わせて、判断するからね。

 

さーちゃん
(なるほど。オーデションってそんなとこも見るのね。)

分かりました。(グルっとな)

 

プロデューサー風面接官
よし!これでオーデションはおしまいだよ!

また結果は電話で報告するからね。

さくら、ありがとう。

なんか、さくらとは飲みに行きたいねえ。

 

さーちゃん
こちらこそ、ありがとうございました。

ぜひ飲みに行きましょう(笑)

 

 

こんな感じで和やかにオーデションは終わりました。

 

 

まとめ

 

 

 

今回の東京旅で、実際に自分が「やりたい!」って思ったことを

思ったままに行動してみたのですが、

 

 

案外、自分がやりたいことってすぐ叶うじゃん。

自分の本音言うのってめっちゃ気持ちいいじゃん。

行動したら、それだけ面白いことに出会えるじゃん。

やりたいことやるって、めっちゃ面白いじゃん!!!

 

 

自分の中にあった制限がなくなっていく感覚を味わえました。

 

 

 

もし、あなたにも、やりたいことがあるのであれば、

思い切ってやってみて下さい。

 

 

行動してみることで、自分の中の制限はなくなっていくし、

自分の中の可能性って本当に広がります。

 

 

 

もし不安があったり迷いがあっても、

行動してみてしまえば、なんてことないって分かると思います。

 

 

今日もあなたを応援しています(*^^*)


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