あなたは一人暮らしってしたことがありますか?
私はつい先日、2年間の一人暮らしに終止符を打ちました。
今は実家に戻って、ばあちゃんと一緒の布団で寝る日々が再スタート(笑)
この記事で書いたみたいに、子どもの頃の自分に戻った感じです。
私は大学生の頃は実家から大学に通っており、大学で彼女ができてからは、彼女の家で半同棲状態になり、社会人になるまで「一人で暮らす」ってことをしたことがありませんでした。
そんな私が、2年間一人暮らしをしてみて感じた一人暮らしのメリット・デメリットをまとめます。
今から一人暮らししようかどうか悩んでいる人は参考に、したことある人は自分はどうかなあって振り返ってみてください。
目次
一人暮らしのメリット
私が感じた一人暮らしのメリットは4つです。
- とにかく自由。周りに気をつかうことがない。
- 嫌でも生活力がつく。
- 今まで気づけなかったことに気づけるようになる。(家族のありがたみなど)
- 自分で決めて動く練習になる。
1つずつ説明していきます。
①とにかく自由・気を使うことがない

私が一人暮らしを始めて1番に実感したメリットです。
「部屋に自分一人しかいない」という状況を、今まで私はほとんど経験してなかったので分からなかったのですが、本当にストレスフリーです!!
- What(何をするか)
- When(いつするか)
- Where(どこでするか)
- How(どのようにするか)
この3W1Hについて、誰も文句言いません。
Why(なぜするのか)については、もはや説明する相手がいないので、する必要もないですよね(笑)
1人暮らし始めたては、それこそ友達呼んで鍋パや宅飲みしたりして大学生みたいに楽しんでいました。
また、一人の時も誰にも邪魔されず集中して本が読めたり、好きな音楽聞いてぼーっとリラックスできる時間が取れたりして、充実していました。
逆に言えば、今までの実家や同棲生活って無意識に周りの人に気をつかいながら生活していたんだってことも1人暮らしをしてみて分かりました。
② 嫌でも生活力がつく

これも、1人暮らししてみて超実感しました。
掃除・洗濯・料理などの家事全般も公共料金や家賃振り込みなどのお金関係など、今まで人にやってもらっていたことを全部自分でするのって結構ハードです。
しかも、私の場合「社会人」になって仕事をしつつの1人暮らし生活だったので、仕事と自分の生活どっちも回すのが大変でした。
ただ、やっていくうちに「手抜き」や「効率のいいやり方」を覚えていけます。
毎食自炊じゃなくてコンビニ飯や外食の時があっていいし、洗濯機回しながら何かして、洗濯物干す、とか、そういうすごく単純なことなんですけど、やってみないとやっぱり分かんないです。
また、生活の「最低ライン」というか「自分が許容できるキャパ」が広がざるを得なくなるので、まあこのぐらい大丈夫っしょ!って思えることが増えます。
私の場合、もともと大ざっぱな性格なので部屋が散らかってても割と平気だったのですが、一人暮らしして拍車がかかりました(笑)
「こういうやり方や環境でも生活できる」って思える体験って、いつもの環境とは違う環境(旅行・留学など)にいかないとできません。
一人暮らしだと、それが手っ取り早く経験できるので、おススメです。
③今まで気づけなかったことに気づけるようになる

これは非常に大きなメリットです。
上二つで紹介したこととも繋がるのですが、今までの自分の環境と変われば変わるほど、
- 今まで当たり前と思ってたものは当たり前じゃない。
- 実は自分ってすごく恵まれていた。
- 世の中には苦労や手間がかかるものがたくさんある。
など、今まで考えもしなかったことや気づくことが難しかったことが肌で分かります。
特に、実家暮らしのありがたみや家族の存在の大切さは、一人暮らしして離れてみないと本当には分かんないなって思いました。
私の場合、実家で当たり前に食べてた毎日のご飯って、本当はすごいことだったんだって分かりました。
毎日母さんと同じように、栄養や彩りを考えられた色んなおかずを作ろうとしたら、今の私のキャパじゃ仕事ができなくなります。
母さんって実はめっちゃご飯こだわって作ってくれてたんだなって、自分でご飯作るようになって気づけました。
一人暮らしをすると、立場の違う人の想いが分かるのようになったり、普段見えない部分を感じられるようになったりして、自分の中身の成長を促進してくれます。
④自分で決めて動く練習になる

最後は今までのまとめのようなメリットなのですが、結局一人暮らしって「自分次第」って話なんです。
自分以外に生活を回してくれる人はいないし、ましてや何をするかを決めてくれる人もいません。
周りの人に手伝ってもらったり相談にのってもらうことはできても、最終的には全部自分で決めて、自分で動いていくしか暮らしていけないんです。
いい感じに暮らせるかどうかは別問題としてありますが、上手くいこうがいくまいが、自分が決めてやったことって自分の中の経験値として残ります。
そういう意味で、一人暮らしは最高の自分磨きの勉強になります。
一人暮らしのデメリット
私が感じた一人暮らしのデメリットは3つです。
- 弱った時に気分が落ち込みやすくなる。かつ負のループから抜けにくくなる。
- お金がかかる。
- 人との会話や関わりが減る。
これも1つずつ説明していきます。
①弱った時に気分が落ち込みやすくなる。かつ負のループから抜けにくくなる。

これ、私が感じた1番のデメリットです。
一人でいる時間って、自分と向き合うには最高なんですが、自分の心や体が弱っていると、マイナス思考にハマりやすいんです。
しかも、気を紛らわせられるような相手が近くにいないので、頭の中でどんどんマイナス思考が膨らんでいきます。
私の場合、調子が良くないときにソファーに横になると、
- 仕事への違和感・不満
- このままで自分はいいのかという焦り
- 自分は全然ダメだという自己否定
こんなことばっかり考えて抜け出せなくなっていました。
今思えば、自分の頭の中でぐるぐる同じこと考えるのが癖になってたんだと思います。
そういう時は、すぐ風呂に入って寝たり、誰かに聞いてもらったりして、溜めないのが大切だなって一人暮らしして気付けました。
②お金がかかる。

これは言わずもがなです。
今まで自分が支払ってなかったものを、支払うようになるのでお金が出ることは必然的に増えます。
まず、敷金礼金、引っ越し代などで最初に結構な大金が必要です。
家賃・光熱費などの月々の固定費はもちろんですが、日々の食費も外食するとバカにならないぐらいかかります。
私はひどい時、1週間で2〜3万食費に使ってることが分かって衝撃でした。(飲み代込みです)
意識すれば貯金もできるのですが、一人暮らしの場合、特に意識しないとどんどんお金は出ていきます。
そして、日々のお金のことが回らなくなると、やりたいことが思い切りできなくなったり、躊躇してしまうようになるので、とても注意が必要なポイントです。
③人との会話や関わりが減る。

これも、お金の話には通じるところがありますが、一人で過ごす時間が増えるので、必然的に人との関わりがなくなります。
私の場合、平日は職場と一人暮らしの家の行き来でしたし、土日も家で過ごすって生活してる時は、本当に職場の人以外と会話できないんです。
意識的に人と会う約束したり、外に出かける用事を作らないと、自宅で生活が完結してしまいます。
それってもったいないし、①の負のループにはまる原因にもなります。
一人暮らしの人ほど、意識的に色んな人と関わるように働きかけるのが大事かなって思います。
まとめ

今回は私が2年間一人暮らしをしてみて感じたメリット・デメリットをシェアしてみましたが、私の結論は「若いうちの一人暮らしはやったほうがいい!」です。
若いうちに一人暮らししておけば、人生って「自分次第」ってことが身をもって学べます。
そして、後々に誰かと一緒に暮らすってなった時も、してない人より協力して暮らそういう意識や相手への配慮の仕方に差が出ると思います。
デメリットで挙げたものも、結局は自分次第でどうとでとなる問題なので、やろうかどうか悩んでるならやるべきです。
だって、若いうちの経験は失敗しようが取り返せるし、経験値の上がり方が×3ぐらいの倍率で成長できるので、メリットしかないです。
ぜひ悩んでる人は一歩踏み出して、一人暮らしライフをしてみてください。
今すぐできないって人でも、お金貯めて一人暮らしの準備することもできますよ。
2年間の一人暮らしでそういうことを学んだ私は、これから2〜3ヶ月は実家で家族と関わりながら自分を見つめ直そうと思います。
その後のことはまだ未定ですが、自分は家に誰かがいる方がいいなって気付けたので、シェアハウスに住んでみようかなって思ってます。
こういう選択肢が選べるようになったのも、一人暮らししたからだなって実感です。
あなたも、一人暮らしで自分の人生の幅を広げましょう!

一人暮らしっていいなあ。憧れるなあ。
でも、さーちゃんと同じで誰かと一緒にいる方が自分も好きかなあ。
ちりママのご飯美味しいし、一人暮らしはもう少し後になりそうだなあ。