あなたには、人には知られたくない「黒歴史」ってありますか?
- 過酷な家庭環境
- いじめられっ子
- 一念発起の「大学デビュー」
- 彼女に振られたショックで「遊び人デビュー」
- 仕事が上手くいかず「うつ」
これ、全部、私の「黒歴史」です。
今までなんとか、乗り越えてここまでやってきました(*^^*)
きっと、あなたにも
「これは、人には言えない…」
「こんな過去、ばれたらまずい…」
目次
「ああ、まさに、人生の汚点」
なんて「黒歴史」が1つや2つあるんじゃないでしょうか?
ですが、その「黒歴史」って「武器」なんです。
大事なんで、もう一回言いますね。
その「黒歴史」って「武器」なんです。
「汚点」なんかじゃないんです。
あなたの人生にとって「超強力な武器」になるんです。
なぜなら、「黒歴史」を乗り越え、人に語れるようになると、「共感」や「応援」されやすく「信頼される」ようになるからです。
人から「信頼される」ようになると、さらに「魅力的な人」・「憧れられる人」になっていき、ますます「信頼される」ようになるからです。
そんなすごい力をもつ「黒歴史」について、学べる最高の教材が、少年漫画の「ONE PIECE」です!
あなたは「ONE PIECE」好きですか?
私は大大大大大好きです!!!!!
もう「ONE PIECE」の魅力を語りだしたら、今から1週間ぐらいぶっ通しでしゃべれるぐらい好きなんですが(笑)
私が思う「ONE PIECE」の1番の魅力は何といっても「キャラクター」です!
(物語の伏線・Dの意思の謎・古代兵器の謎・海賊王とは・ワンピースとは・など他にもきりがないほど魅力が詰まってます!)
じゃあなんで「キャラクター」がそんなに魅力的なのかっていったら、それぞれのキャラクターに「黒歴史」があり、物語の中でリアルに描かれているからだと思います。
そして、どのキャラクターも自分の「黒歴史」を乗り越えているのが伝わるような物語構成になっています。
「黒歴史」→「今の姿」
がどのキャラクターもはっきり伝わるから、「信念」や「考え方」に共感できたり、「夢」を応援したりしたくなります。
「黒歴史」が分かるからこそ「人なり」や「想い」に納得感がでて信頼されるようになります。
今回は、麦わらの一味のクルーの「黒歴史」を語りながら、人からの「信頼」の集め方を考えてみようと思います。
「麦わらの一味」の黒歴史ランキング!
まずは、「麦わらの一味」のクルー紹介
【麦わらの一味】
船長:モンキー・D・ルフィー
戦闘員:ロロノア・ゾロ
航海士:ナミ
狙撃手:ウソップ
コック:(ヴィンスモーク・)サンジ
船医:トニー・トニー・チョッパー
考古学者:ニコ・ロビン
船大工:フランキー
音楽家:ブルック
現時点では9人で航海をしてます。
今からは、この9人の「過去」を私の基準で「これは悲しい!黒歴史ランキング!」として発表していきます(笑)
(あくまでも、私の個人的なランキングなので、怒らないで下さい(笑))
第9位:ウソップ

まず私が1番「黒歴史」が少ない思うのは「ウソップ」
麦わらの一味の中で、最も私たち読者よりなキャラクターです。
ウソップは「勇敢なる海の戦士」になるために、麦わらの一味の「狙撃手」として旅をしています。
登場した当初は、口を開けば嘘連発、口先ばっかりで超ビビりなキャラだったのですが、、根は熱く、仲間想いな男らしい面も強いキャラクターです。親しみやすさで言えばNO.1です!
今はというと、

口先だけじゃない、本物の実力もつけてきて、こんなかっこいいことも言えるようになってます!
そんなウソップの「黒歴史」はというと、
- 幼い時、海賊だった父親が家族を置いて村を出ていく。
- 母親は病にかかっている。
- ウソップは母親の病気が治るよう「海賊が来たぞ~!父ちゃんが乗った船が帰ってきたぞ~!」などの嘘をたくさん言う。
- 母親は「そんな夢みたいなこと言わない」と嘘をたしなめる。
- ウソップは「夢なら見るよ…だって俺は海賊の息子なんだから」と泣きながら伝える。
- その後母親は他界。
その後も毎日「海賊が来たぞ~!!!!」と言い続けるようになる。
泣けますよね(´;ω;`)
父も母もいないみなしごが、毎日毎日父やなくなった母のことを想いながら、村中に嘘を広めていく…
「嘘つき」キャラもこの過去なら納得ですよね。
第8位:ロロノア・ゾロ

次に、まだ「黒歴史」が少ないと思うのは「ゾロ」。
なぜなら、過去の描写が他のキャラよりも圧倒的に少ないから。
ゾロは「世界一の大剣豪になるため」に麦わらの一味の「戦闘員」として旅をしています。
三刀流の剣術でめっためたに敵をぶった切ります。

もはや、すごすぎて、9刀流ですが!!!(笑)
なぜ「世界一の大剣豪」を目指しているのか、なぜ「三刀流」なのか。その秘密は「過去」にあります。
- 幼なじみの「くいな」という道場の娘の存在。
- ゾロは一回もくいなに勝てない。
- 悔しくて泣くゾロにくいなは「私は女だから大剣豪にはなれない」と言われる。
- それも悔しかったゾロは「どっちが先に大剣豪になるか競争だ」と言う。
- その次の日、くいなは階段から落ちて死んでしまう。
ゾロ「天国まで俺の名が届くぐらい、世界一強い大剣豪になる!!!」
形見にくいなの刀をもらい、2刀流から3刀流へ。
親友であり、超えるべき目標を失ったゾロは、その親友の果たせなかった想いを受け継いでいこうと決めます。
かっこいい~!!!
ただ、私は、ゾロはあまりにも「強い」(肉体的にも精神的にも)ので、何かまだ明かされてない過去があるんじゃないのかとにらんでいます( ̄▽ ̄)
- 両親などの家族関係
- なぜ道場に通っていたのか
これらは、これから舞台になる「ワノ国」で明かされたらいいな~なんて勝手に考えてます(笑)
第7位:ブルック
次は「ブルック」です。
麦わらの一味の中で、最も奇妙な人生を歩んでいるキャラです。

見た目からもわかると思うのですが、あきらかにぶっとんでます(笑)
彼は「ヨミヨミの実」という悪魔の実の能力者で、「1度死んで黄泉の国に行き、生き返ってきた」男です。
がい骨人間です。現実世界で出会ったら完全にホラーです。

http://onepiece-log.com/blog-entry-976.html
がい骨なので、こんな技もできます(笑)
また、ブルックは現在90歳で麦わらの一味の中で最年長なのですが、

https://blogs.yahoo.co.jp/crazy_of_heart_0207/55811624.html
こんなことを平気で言うキャラなので、
壮絶!悲しすぎる!!!っていうのがあまり伝わってこないキャラです。
(もちろん、悲しい過去はあるのですが)
ブルックは、麦わらの一味で「音楽家」として旅をしています。そんなブルックの過去は、
- 元はとある王国の護衛戦団団長を務めていた。
- その後ルンバー海賊団の音楽家兼剣士になる。
- 航海の途中で「ラブーン」という子クジラと出会い、懐かれる。
- グランドラインに入る前に、「必ず世界一周して会う」と約束して「ラブーン」と別れる。
- 船長が病にかかり旅を離脱したため「船長代理」になる。
- 「魔の三角地帯」で戦った海賊にやられ、仲間とともに死亡。
- しかし、悪魔の実の能力で黄泉の国から戻ってくる。
- 霧の多い地帯で、自分の体を探すのに手間どっている間に体が「白骨化」してしまう。
- がいこつ人間として蘇る。
以後49年間たった一人で「魔の三角地帯」をさまよっていた。
仲間を失った後、自分だけ生き返ってしまう。
しかも、49年間もたった一人で過ごす。
想像つかないぐらい孤独ですよね。
そして、たった一人の仲間である「ラブーンとの再会」のために、麦わらの一味として旅をすることになります。
ブルックの話で1番泣けるのが、この「ラブーン」の話。

なんと、ラブーンは今でもずっと健気にブルックを待っています!!!!
50年以上たった今でも、
変わらず同じ場所で、約束を信じて待ってます!!!!
もう、ブルックうんぬんより、ラブーンの健気さに泣ける(´;ω;`)
第6位:モンキー・D・ルフィー

6位に主人公の「ルフィー」です。
主人公ですが、意外にも「黒歴史」は多くありません。
ですが、ハードなのはハードです(笑)
ルフィーは麦わらの一味の船長であり、「海賊王になる」ことを夢に旅をしています。
私の憧れの源であるルフィー。
なぜ憧れるのかと言えば、彼の「海賊王観」が素敵すぎるから。

がっごいい~~~~~~~!!!!!!
支配とか、誰が上とか下とか、そんなの関係ない。
だれもが自由に自分の好きなことを好きなようにできる世界。
仲間の好きなことや夢を全力で応援できる世界。
そんな世界がやってきたら、最高ですよね(*^^*)
そんなルフィーの「黒歴史」は、
- 海軍に祖父、革命軍に父をもつ。
- 幼いころは女山賊ダダンに預けられて「エース」と「サボ」という二人の義兄と一緒に育つ。
- 「サボ」が海賊として船出をするが、「天竜人」の乗った船に砲撃されるのを見てしまう。


- その後は「エース」と二人で過ごす。
- ある日、村に「赤髪海賊団」がやってきて「シャンクス」と出会う。
- 「シャンクス」に仲間に入れてほしいと頼むが、あしらわれる。
- またデザートだと思って食べた実が「ゴムゴムの実」でゴム人間になってしまう。
- 村に山賊がやってきて、シャンクスたちを馬鹿にしたのが許せないルフィーは戦うが、さらわれてしまう。
- 山賊に海に放り投げられ、海王類の餌食になりそうになるところを「シャンクス」に助けられるが…。


「シャンクスが航海に連れていってくれない理由 海の過酷さ 己の非力さ なによりシャンクスという男の偉大さをルフィは知った こんな男にいつかなりたいと心から思った」(第一巻1話「ROMANCE DAWN」より)
サボ~!!!!
シャンクス~(T_T)!!!!!
自分の兄弟が目の前で「国」に殺されるのを見る。
憧れの人が自分の目の前で、片腕を失う。しかも自分を助けるために。
悲しすぎますね(´;ω;`)
でも、この過去があるからこそ、ルフィーは「海賊王になる」夢や「支配じゃなく自由」という価値観を強くもつようになります。
ただし!「サボ」は死んでおらず、革命軍のメンバーとして生きていました!!


「サボ~~~!!!!!」
本当に良かった!!
第5位:フランキー

次はフランキーです。
彼もブルックと一緒でかなりぶっとんでます(笑)
ですが、ここからぐぐっと「黒歴史」度が上がっていきます。
フランキーは麦わらの一味の「船大工」として旅をしていますが、もともとは「ウォーターセブン」という船大工の町で「解体屋」をしていました。
そして、彼の体は「サイボーグ」!体中に武器や仕掛けが仕込まれています。

「ん~スーパー!!」
という決めポーズと決め台詞がある、かなりファンキーな人です(笑)
なぜ、「船大工の町」で「解体屋」をしていたのか。
なぜ「サイボーグ」になったのか。
その秘密は「過去」にあります。
フランキーより上位のキャラの過去は、込み入った事情が多いので、Wikipedia先生の説明を借ります。
- 「南の海」出身で、物心つく前に「偉大なる航路」に入る。
- 10歳の時、海賊の親に捨てられ、ウォーターセブンの廃船島で大砲を作っていた所を「トムズワーカーズ」社長兼伝説の船大工トムに拾われ弟子になる。
- 「フランキー」という愛称はその頃に兄弟子のアイスバーグから名付けられた。
- トムズワーカーズで戦艦・バトルフランキー号を建造しつつ大工業を学びながら成長し、14年前(当時22歳)にはトムらと共に海列車「パッフィング・トム」を完成させた。
- 10年前(当時26歳)、トムの裁判の判決日に古代兵器「プルトン」の設計図入手を画策した当時CP5主官であったスパンダムによって、自身が35号まで建造したバトルフランキー号を悪用されてしまう。

- その後、スパンダムらCP5によってトム・アイスバーグと共に「司法船襲撃犯」の濡れ衣を着せられ捕縛されるが、自身とアイスバーグはトムの後押しで釈放される。
- しかし、我慢に耐え兼ねスパンダムの顔面を猟銃で殴り飛ばしたことで「犯罪者」として追われる身となってしまう。
- 逃亡後、トムの連行を阻止すべく無理やりでも海列車を止めようと立ちはだかるが、轢き飛ばされて瀕死の重傷を負う。


- そして巨大な廃船に漂着した後、今のままでは死んでしまうと悟り、生き延びるために己の体に武器や機械を埋め込み、サイボーグとなった。この時、大切な人達を傷つけてしまったことを後悔し、戦艦造りに終止符を打つ意味で肩にBF36(バトルフランキー36号)の文字を入れた。
- 6年前(当時30歳)にアイスバーグと再会する。
- 世界政府に目をつけられた彼から古代兵器「プルトン」の設計図を託され、彼の勧めで本名を捨て「フランキー」と名乗るようになる。
- 同時に、アイスバーグからウォーターセブンを出るよう促されるが、トムへの罪滅ぼしの思いからこれを拒否。
- ザンバイやキウイ・モズ姉妹たちをまとめ上げ、解体屋「フランキー一家」を旗揚げする。
- 以後、賞金稼ぎとして略奪者からウォーターセブンを守ってきた。街中では「ウォーターセブンの裏の顔」と呼ばれていた。
フランキ~~~~( ノД`)!!!!!
自分を育っててくれた恩人や大切な町が、自分が作った船のせいで、傷つけられてしまう…
そんなむごいことあるのってぐらい、胸がえぐられます。
親同然のトムさんが死んでしまうのも、悲しすぎます。
ですが、フランキーは「麦わらの一味」と出会い、もう一度「船大工」としての自分の夢をかなえようと決めます。

大切な人を傷つけてしまった自分を許せずに、町を守ることに固執していたフランキー。
泣かせます(´;ω;`)
第4位:トニー・トニー・チョッパー

TOP3に一歩及ばず!
4位は、麦わらの一味愛されキャラNO.1の「チョッパー」です
もう、見た目からめっちゃかわいいですよね~(*’▽’)!!!
チョッパーは「トナカイ」です。
ですが、幼いころに「ヒトヒトの実」という悪魔の実を食べて、「人間トナカイ」となってしまいます。

こんな感じでいろんな姿に変形できます。
そんなチョッパーの過去なのですが、
私はワンピースを読み始めて初めて泣いたのがこの「チョッパー編」です。
当時の私は、チョッパーがすごく自分に似ているように感じて、共感して涙しました。
- 生まれたときから「青っ鼻」で、親からも愛されず群れから仲間外れにされて育つ。
- さらに、「ヒトヒトの実」を食べてしまい、完全に「化け物」として群れを追い出される。
- 仲間が欲しくて人里に降りてみるが、そこでも「化け物」として迫害される。
- 人間から「雪男」に間違われて傷つけられたところを「Dr.ヒルルク」に助けられる。
- 「Dr.ヒルルク」は人間不信だったチョッパーに「名前」を授け、愛情もって接していく。

以下、Wikipediaより
- 1年後、怪我が完治し、チョッパー自身はヒルルクと共に暮らすことを望むが、余命僅かであり親しい者を失う悲しみを味わわせたくないと考えたヒルルクから一旦は突き放される。
- その後、ヒルルクの病を知り、ドラム島にある万能薬と噂されるアミウダケをボロボロの状態になりながら手に入れヒルルクに持っていく。

- しかし、アミウダケは口にすればわずか1時間で死に至る猛毒の毒キノコであり、「ドクロは信念の象徴」という教えから図鑑に記載されていた毒性を示すドクロマークを万能薬の記と勘違いしていたため、ヒルルクの寿命を縮めてしまう結果となってしまった。
- ヒルルク自身は気が付いていたものの感謝の念を込めてあえて呑み干した。
- その後、くれはから真実を知らされてドラム城に向かったヒルルクを追いかけるが、ヒルルクはチョッパーの眼前で自ら命を絶ってしまう。


ヒルルクの死後、彼の遺志を継ぎ、どんな病気でも治せる「万能薬」のような医者になるべくDr.くれはに医術を学んだ。また、それと並行し、自身の能力を強化するため「ランブルボール」の開発研究も行っていた。
ああ~~~~!!!!!
チョッパーーーーーー(´;ω;`)!!!!
幼い時から「仲間」や「愛情」に飢えていたチョッパーですが、彼もフランキーと同じように、自分の恩人を自分が傷つけてしまいます。
しかもチョッパーの場合は、「自分の知識不足」が原因。
医者という仕事の重さ・自分の不甲斐なさを痛感したチョッパーは、Dr.くれはのもとで、真剣に医学を学ぶようになっていきます。
がんばれ~!!!!
って応援したくなりませんか(´;ω;`)?
第3位:ナミ

ここから、いよいよ「これは悲しい!黒歴史ランキング!」TOP3!
まず、第3位は「ナミ」!!
私、ナミ大好きです。
可愛いけど勝気でさばさばしており、みかんとお金が大好き。
「航海士」としての腕も超1流で、頭もいい。
お色気技も使うし、姉御肌の人情派でまさに「理想の彼女像」
(こんなボインな彼女いたらまじで最高!!)
そんなナミさんにメロメロな私ですが、彼女の「黒歴史」は相当ハードです。
出会った頃のルフィーたちのことも「取引」の相手として利用しており、「お金」しか信じていないような子でした。
また、「泥棒ネコ」の通り名で、海賊たちをだましては、お金を巻き上げる立派な「悪党」でした。
では、なぜ「お金」しか信じないような子だったのか。
なぜ「悪党」として生活していたのか。
その秘密は「過去」にあります。
- 戦災孤児で、1歳の時に当時海兵だった「ベルメール」に拾われ、後の義姉となる「ノジコ」共々養子となる。
- 以後ベルメールの故郷であるココヤシ村に住み、3人で暮らしていた。
- この頃から、独学で航海術を学び、いつか自分の目で見た世界地図を作ることを夢見ていた。
- ベルメールからは橋の下に落ちていたところを拾ったと聞かされていたが、後にゲンゾウから自分が拾われた本当の経緯を知った。
- 10歳の時、ココヤシ村は魚人の海賊アーロンの襲撃を受ける。
- 村人に貢ぎ金を要求するアーロンに対し、ベルメールは全財産をナミとノジコの分としてアーロンに差し出し、身代わりとしてナミの目の前で殺されてしまう。

- ナミが作った海図を見つけたことで知識を認めたアーロン一味に連れ去られ、測量士として海図を描かされることになる。
- 同時に、アーロンと「ココヤシ村を1億ベリーで買い取る」という取り決めを交わしたナミは、「村の敵の手先になった」と誤解した村民達の白い目を向けられつつも、資金集めのため「海賊専門の泥棒」を開始する。
ナミは海賊に「親」を殺され、その大っ嫌いな海賊の手下となったんです…
大好きな村の人々のために…

うお~~~~~!!!!
ナミさ~~~ん!!!!(´;ω;`)ウッ…
なんという自己犠牲の塊。
誰にも頼らず、一人で戦う覚悟を決めたナミにとって、「仲間」という存在はすごく重く、誰にも心開かずに頑張っていたんです。
もう、記事書いてて胸がいっぱいです。
そんなナミの気持ちを踏みにじるのが「アーロン」という魚人海賊団の船長。
アーロンはナミが危ない思いをしながら、こつこつ貯めてきたお金を「海軍」の力を使って奪います。

汚い「アーロン」も「海軍」も、そしてそんな「アーロン」を信じた自分さえも許せず、自分の腕にある「アーロン」の仲間である印の「入れ墨」をナイフで刺して傷つける姿…
うお~~~~~!!!!
ナミさ~~~ん!!!!(´;ω;`)ウッ…
こんな姿見たら、助けたくなりますよね(´;ω;`)
この後、ルフィーがアーロンをぶっ飛ばしてくれるので、読んでて超すっきりです!!!!
「ナミ回」はおすすめな過去エピソードです!!!
第2位:(ヴィンスモーク・)サンジ

めちゃくちゃ1位と2位は迷いましたが、
2位は「サンジ」です!
おしゃれでスマートで、ゾロとは真逆なかっこよさをもつサンジですが、大の女好き(笑)

女の子には絶対に手をあげない「騎士道」があります。
サンジは「オールブルーを見つける」ために、麦わらの一味の「コック」として旅をしています。
かっこつけ野郎ではあるのですが、根は熱く・情にもろい「優しい」男です。
なぜサンジが「コック」を目指すようになったのか。
そこには、最近明かされた、壮絶な過去がありました…
- 「北の海」にて、世界唯一の海遊国家「ジェルマ王国」の王族「ヴィンスモーク家」の三男として生まれる。
- 一卵性の四つ子であるサンジとイチジ・ニジ・ヨンジは、父のジャッジにより「血統因子」を操作されたことで、通常の人間をはるかに超える存在として生み出された。

- しかし、母ソラが血統因子に影響を及ぼすほどの劇薬を飲むという命懸けの抵抗をしたために、サンジは4人の中で唯一効果が現れず、感情を持つ普通の人間として成長していった。
- イチジたちが超人的な能力を発揮し始めたのに対し、サンジは訓練でいつも遅れをとる落ちこぼれであったことが原因で、父・兄弟に虐げられていた。

- その当時から料理を独学で学び、病床の身だったソラのために弁当を作って持っていったり、ネズミにエサを作ったりしていたが、家族からは王族が料理などするなと非難されていた。
- そのような経緯でジャッジから見限られ、表向きは死んだことにされて、鉄仮面を付けられて地下牢に監禁されてしまう。



- 13年前、ジェルマが「北の海」から「東の海」に渡ることを姉のレイジュから聞き、ここから逃げ出しコックになりたいと打ち明ける。
- 「東の海」コジアにて、レイジュによって地下牢から脱出し、港に停泊していた客船オービット号に乗り込んだ。
- オービット号に乗り込んでからは、コック見習いとして働いていた。
- 当時から伝説の海「オールブルー」の存在を信じており、いつか探し出すことを夢見ていた。
- 10歳の時、オービット号が「赫足のゼフ」率いるクック海賊団に襲撃される。その際に嵐に巻き込まれ、ゼフと共に、絶海の孤島で85日間以上にも及ぶ遭難を経験することとなる。
- その中でサンジ同様オールブルーを夢見ていたゼフは、残った食料全てをサンジに渡し、自身は己の足を切り捨てて食い、サンジはゼフに大きな代償を払わせる形で救われる。


- 無人島から救出された後、ゼフの建てた海上レストラン「バラティエ」でゼフに恩返しをするべく働き、調理と足技を叩き込まれながら育ち、長じて副料理長となる。
- ゼフにはいつまでも「チビナス」と扱われており喧嘩が絶えなかったが、心底には互いに揺るぎない絆があり、恩義を感じるあまりバラティエに留まり続け、オールブルーの夢とは向き合いきれていなかった。
もう、いろいろありすぎて、どこから突っ込めばいいのか分からないのですが、サンジは「王族」生まれで「デザイナーズベイビー」として生まれます。
その時点で、かなり設定がぶっ飛んでいるのですが、兄弟の中で唯一「感情」をもつ普通の子として生まれてしまったがために、実の家族から迫害され続けます。


お母さんの決死の抵抗で「自分」が生まれたことをサンジは知ります。
この時点でかなり辛い過去なのですが、その後、「遭難」を経験し、「ゼフ」に自身の足を失わす犠牲を払ってまで助けてもらいます。
ここはルフィーとシャンクスの時と似ていますね。

サンジが女の子には絶対に手をあげない「騎士道」も恩人のゼフから受け継いだものでした。
過去のサンジは、恩人であり父親でもある「ゼフ」のことがどうしても切り捨てられず、「ゼフ」のために生きているようなところがありました。
ですが、ルフィーと出会って、自分の「オールブルーを見つける」という夢に向き合う決心がつきます。
ここ最近のワンピースは「サンジの過去」がメインに語られるエピソードだったので、めちゃくちゃタイムリーに衝撃を受けました。
そして私は、ますますサンジの人柄に惚れていきました(*^^*)
第1位:ニコ・ロビン

最近、衝撃の過去が分かった「サンジ」を抜き去り、「これは悲しい!黒歴史ランキング!」堂々の1位は「ロビン」!!!
「ONE PIECE」のキャラで彼女ほど、真っ黒けっけな過去をもつキャラを私は知りません。
幼いころからずっと「悪魔の子」と忌み嫌われて、
世界政府から「危険人物」と追い回されて、
誰も信用できないような環境の中で育ってきました。
彼女は「ハナハナの実」の能力で、自分の体の一部をどこにでも咲かすことのできる力をもっています。

その力で様々な組織の中に潜り込みますが、結局最後は命を狙われます。
ロビンの夢は「真実の歴史を知ること」であり、考古学者として「古代文字」が読める世界で唯一の人物です。
なぜロビンは、命を狙われ続けているのか。
なぜロビンだけが「古代文字」が読めるのか。
その秘密はロビンの「壮絶な過去」に隠されています。
- 考古学の聖地であった「西の海」のオハラに生まれる。
- 2歳の頃に母ニコ・オルビアと別れ、母の弟にあたる親戚一家と暮らすこととなる。
- 幼少期から既にハナハナの実の能力者となっており、能力者であるが故に「妖怪」と忌み嫌われ、親戚一家と島民たちに冷遇されていた。

- 唯一、クローバー博士をはじめとするオハラの考古学者たちは、ロビンを偏見の目で見ることなく接していた。
- 学者の集まる図書館に足繁く通い、22年前(当時8歳)に博士号の試験に満点で合格し、考古学者の仲間入りを果たす。その後、偶然サウロと出会い、彼と親交を持った。

- しかし同時期、オハラの考古学者たちが「歴史の本文(ポーネグリフ)」を研究していることが、世界政府に嗅ぎ付けられる。
- CP9長官スパンダインの発令した「バスターコール」によって、目の前で故郷を住民ごと跡形も無く消され、直前にようやく再会を果たしたばかりの母オルビアを失った。



- ロビンはサウロの遺志を汲んだ中将クザン(後の青雉)により生き延びる。
- ロビンはオハラの唯一の生き残りであることから、「歴史の本文」を解読できる危険性を考慮され、7900万ベリーの懸賞金が懸けられた。
- また、この時から「オハラの悪魔」という異名もつけられた。

以後20年間、迫害と裏切り続きの半生を送り、様々な裏組織に潜り込んで政府の追跡を逃れながら、「真の歴史の本文」を探し求めてきた。青雉によれば、この間ロビンに関わった組織は全て壊滅したという。
なんですか、これは…
悲しすぎる!!!!!!!(´;ω;`)ウッ…
ロビンは、故郷のオハラも母親も恩人のサウロも一度に失い、「危険人物」というレッテルを張られ生きてきました。
ただ、ロビンは純粋に「真実の歴史が知りたい」だけなのに、その夢にはあまりにも多くの障害があります。
そして、自分と関わる人は、不幸や危険な目にあうことが経験上分かっており、ルフィーたちに対しても一歩距離をとって接していました。
- 私と関わると周囲の人は危険な目にあう。
- 自分は悪魔の子。
- 生きていてはいけない存在。
自己存在感のかけらもありません。
ですが、麦わらの一味に次第に心を許していくにつれて、「一緒にいたいけど、危険な目に合わせたくない」という葛藤で揺れ動きます。
ロビンの話で1番泣けるのが「エニエスロビー編」で、ロビンが本音をぶちまけるところです。
ルフィーたちのために、自分を犠牲にして世界政府側に囚われていたのですが、



かああ~~~~~~!!!!!!
ロビン~~~~~~~!!!!!!!
いま助けるぞ~~~~~!!!!!!
(´;ω;`)!!!!!!
ルフィーの前ではロビンも強がれません。
ロビンが初めて「仲間」を求めた瞬間に涙×100でした。
「黒歴史」を語れる人は強い!
いかかがだったでしょうか?
最後のほう、黒歴史っていうより私の好きな名場面集みたいになってしまいましたが(笑)
こんだけ「ONE PIECE」はキャラクターの「過去」を描いてくれており、それぞれのキャラクターの性格や考え方に「信頼性」や「納得感」がでるように語られています。
そして、どのキャラクターも自分の悲惨な過去はあくまでも過去として受け止めて、今を前向きに生きています。
私たちも、漫画のように自分の過去をリアルに語れなくても、
- 「過去の自分」を受け止めていること
- 今は前を向いていること
をほかの人に自己開示できるようになれば、
- この人にもそんなことがあったんだ。
- 自分と同じようなことを悩んでたんだ。
- なんか親近感わくなあ。
- 応援したくなる!
そんな風に思ってくれる人が必ずでてきます!!
だって、自分の恥ずかしい過去や黒歴史を話してくれる相手のこと「嫌い」にはならないでしょ?
自分のこと信頼してくれてるんだって思うでしょ?
相手の受け取り方次第ですが、あなたは悪いことは起きないと思います。
(もちろん、相手との関係性によっては不本意なことが起こる可能性はあります)
まとめ
私な大好きな「ONE PIECE」のキャラクターの「黒歴史」から、人が人を信頼するポイントを考えたのですが、1番大事なのは「本音の自己開示」です。
「黒歴史」だろうと、今現在悩んでいることだろうと、将来の不安だろうと、とにかく「本音をぶつけてみる」のが1番人に信頼されます。
人は、自分と同じ悩み・苦しみをもってる人に、共感するし応援したくなる生き物です。
その自分の弱っちい部分を人に言える人は「強い」んです。
そもそもその弱っちい部分がないと、人は人を信頼しません。
パーフェクトヒューマンに人間味はありません。
自分の人間味を伝えることこそ、信頼への第一歩です。
あなたの「黒歴史」には、あなたの「人間味」がたくさん詰まっているはずです。
どうか少しずつでもいいので、恐れず言える人にあなたの「黒歴史」や「本音」を語ってみてください。
もし、そんな相手いないよ!
って方は、私でも構いません。
コメントでもお問い合わせからでも、SNSからもいいので、聞かせてください(*^^*)
きっと、思っている以上に自分はすっきりして、伝えてもらった相手は喜ぶと思いますよ。
今日もあなたのことを応援しています(*^^*)
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