自分や人が成長している、と判断するときに、2つの判断基準があります。
- 判断基準が「できたかできなかったか」=成果重視
- 判断基準が「スタート地点からどのように変化していったか」=プロセス重視
この2つは癖のように、自分の中に染み付いてどちらかが優勢に使われます。もちろん、人によっては場面で使い分けることもあると思いますが、大抵どちらか使い慣れている方の判断基準で人は成長をみとります。
そのときに、成長を判断する場合はどちらがお得な判断基準というと、圧倒的にプロセス重視の方です。
成果重視では、できたかできなかったかの一瞬の場面・点の状態を評価します。しかも、できたらOK、できなかったらダメ、という2種類の判断基準しかありません。
この判断基準ばかり使っていると、できない自分はダメなんだ、できるようにならなきゃダメだ、というふうに自分の頑張りを認められなくなります。自分の頑張りを認められないと、「自分は成長している」という感覚は味わえません。
プロセス重視では、スタート地点からどのように変化していったか、という点と点を結ぶ線の状態を評価します。自分が目指すべきゴールに近づけいているのか、前よりもよい状態になっているのか、どのように取り組んでいったのかなど様々な角度から評価していきます。
人生は点だけ見るんじゃなくて、
その点と点を積み重ねてどこにいきたいのか、
が重要です。
プロセス重視でいきましょう。
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