「心に熾火をつくる」とは

 

 

昨日・今日と特別活動の全国大会に参加してしてみて1番心に残ったセリフ。

 

簡単に説明すると、

人は成長していく中で、自分の人生の岐路に立って何かを選択する場面が必ず訪れる。

その選択の道筋こそ、その人のキャリアになっていく。

その時の選択理由=自分の中にある原体験こそ

心の中にある「熾火」。

 

そもそも「熾火」とは

  1. 火勢が盛んで赤く熱した炭火。おこし火。おき。
  2. 薪が燃えたあとの赤くなったもの。

 

この「熾火」は何かの拍子に、風が吹くとどんどん燃え上っていく。

ただ、「熾火」がないところに、どれだけ風を吹き込んでも炎は上がらない。

教師の1番の仕事っていうのは、子どもたちの心に様々な熾火を積み上げていくことなんじゃないか。

 

 

めちゃくちゃ胸に刺さった。

 

 

「熾火」って言いかえると

何か自分が行動した時に、

「自分はこれでいいんだ。」

「自分ならできる。」

「自分には価値がある。」

ということを感じる自尊感情のことだと思った。

 

その自尊感情ってやつは、他者との関わり・他者からの承認があって初めて生まれる。

 

つまり、他者との関わりの中で、自分が試行錯誤しながら行動して得られた自尊感情こそが「熾火」。

 

 

それは学校の授業の場面だけじゃなくて、というかむしろ、授業外の時に得られることのほうが多い。

 

 

日常のどんな場面でも、子どもたちの心に熾火が残るようにしくみを意図的に作っていく。

 

 

 

人の人生の選択の場面に、自分が残した熾火が燃え上ることがあるのかもしれない。

人の人生の道筋の中に自分の存在が関われること。

そう考えると、教職って本当にわくわくする仕事だなって思わせてくれたセリフ。

 

 

 

 


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