あなたは、「自分の将来」や「今の仕事」で悩んでませんか?
私は、休職に入る前からここ最近までず~っと悩んでました。
- 自分がやりたいことが分からない。
- 自分の未来が見えない。
- 自分の胸の「もやもや」をどうにかしたい。
休職してからは、自分の中に「ゆとり」が戻ってきて、たくさん自分と向き合いながら、行動していきました。
どんなことしてきた気になる方はよかったら「休職日記シリーズ」読んでみてください(*^^*)
私は、休職する前から色んな人のブログを読んでは、自分の働き方や生き方に「違和感」を感じてました。
そんな時に、元小学校の先生をしていた「セブの森せんせい」がされている「きづきくみたて日記」というブログに出会い、「レゴ®シリアスプレイ®」というものを知りました。

ずっと頭の中にやってみたいなあ~って気持ちはあったのですが、仕事してる間は機会がなく。
それが、今日!やっと!
「レゴ®シリアスプレイ®」ができるワークショップに行けたんです!!
目次
レゴ®シリアスプレイ®とは
レゴシリアスプレイとは
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レゴシリアスプレイはレゴブロックを用いたワークショップで、チームビルディングや、ビジョン研修などで利用されています。
レゴシリアスプレイの具体的な進め方は以下の様になっています。
1.ファシリテーターがお題を出す
2.お題に対してレゴブロックで作品作り
3.作品を元にメンバー間で対話を行う
「セブの森せんせい」がまとめてくださってる「レゴ®シリアスプレイ®まとめ記事」を読むともっと詳しく書いてあります。
レゴブロックを使って、お題にそって、自分の中にある想いや考え、普段分からないような深層心理などを形にして、グループの人と対話をしながら、自分やチームのの中にある「もやもや」をすっきりさせます。
実際に東京行ってやってみた!
今回私が行ったのが、「DODA」という転職サイトが、「ミテモ株式会社」さんとタッグを組んで企画して下さった「レゴ®シリアスプレイ®」のワークショップを体験しました。

https://doda.jp/woman/seminar/
ミテモ株式会社
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「学びを3歩、未来にすすめる」
私たちミテモは、人材育成・教育のプロフェッショナルとデザインとITに通じたクリエイターが集まる学びのクリエイターチームです。 教育、デザイン、ITの力を掛け合わせ、人・組織・地域の課題解決につながる 「いまだかつてないアイデア」を様々なお客さまとともに生み出していきます。
-私たちの約束-
- ・より楽しく、より身近に感じられる学びを生み出していきます
- ・人材育成・教育現場の様々な課題を解決し、未来の学びの当り前を生み出していきます
- ・企業、行政、学校など、様々なお客さまとともに、未来を担う人づくりに貢献します
ミテモ株式会社より

「ミテモ」って「セブの森せんせい」が働いてる会社じゃん!!!
しかも、「今年の私」と「1年後の私」について考えられるとか、今の自分にぴったり!!
思い立ったら即行動。
無料で受けれる人気のワークショップだったのですが、抽選に当たり、
本日弾丸ツアーで東京に行きました!!
朝一で広島を出て、東京駅から「大手町駅」にあるビルへ向かいます。


おお!ここかあ~
東京に慣れてない広島県民は結構迷いました(笑)
中に入ってみると、


楽しそう!!!!


始まる前からわくわくしました!
ワークショップが始まってからは、まず「レゴ®シリアスプレイ®」の基本的なやり方・ルールなどのレクチャーを受けました。


問い→組み立て→語る→振り返り
の4ステップね。
特に大事にしてほしいルールというのが、


まあ、直観や深層心理を信じるのが大事なんだな。
こんな感じでレクチャー受けたらいよいよ「レゴ®シリアスプレイ®」のスタートです!!
まずはウォーミングアップ!
①タワーを作ろう
まずは、レゴに慣れるためにタワーづくりをしました。
1グループ3~4人でやっていきます。
作るのに制限時間もあってウォーミングアップは全部1~2分でした。

私の初作品。
作品ができたら、グループの人に「自分の作品のいいところ・ポイント」を語ります。
この時点で「色・形・高さ」などでその人の個性が出ていて、話してて面白かったです。
ここで、ファシリテーターの方が

でも、周りを見渡しても、同じタワーの人はいないでしょ?
レゴはみんな違って当たり前なんです。正解はないんです。

たしかに~。同じ人いな~い。
違って当たり前って言われる環境って安心感あるな~って思いました。
②自分を表すブロックを3つ選んで、自己紹介!
次は、セットのレゴの中から自分を表す3つのブロックを選んでグループの人に自己紹介するというものでした。


私は、この3つのブロックを選びました。
赤い透明なブロックは「自分のハート」をイメージしました。
色から「熱い気持ち」といつまでの子どものような「ピュアさ・まっすぐさ」を表してます。
オレンジのブロックは形が「足」みたいだったので、
このブロックは、自分が行動的なこと、運動が好きなこと、フットワークが軽いことを表してます。
最後、グレーで棒が突き出てるブロックは、プロペラを回すために必要な土台のブロックで、自分の「縁の下の力持ち」的な部分や「地味だけど必要な人」でありたいっていう気持ちを表してます。
こんな風に、自分のことを語ります。
自分の性格って何もないとなかなか語るのが難しいのですが、「ブロック」があるとすごく語りやすくて、普段なかなか出ない素の自分を出せて、楽しかったです。
グループの人のブロックも一人一人違ってて、説明聞くだけで面白いし、質問していくとその人の深い部分が見えてきてわくわくしました。
私は、グループの人と話していくうちに、自分が働いている時はグレーのブロックの感じが強く出てて、今の自分は赤いブロックやオレンジのブロックな部分を強く出したくなっているっていう新たな発見がありました。

なるほど…
自分じゃ気づけないことに気づかせてもらえてる…
もう、めっちゃ面白いんだけど!
これでまだ、ウォーミングアップです。
③自分の『プライベート・仕事・お金』の価値観を3つのブロックで表す
- 赤のブロックが「プライベート」
- 青のブロックが「仕事」
- ピンクのブロックが「お金」
と「意味づけ」して、それらを組み合わせて、自分はその3つをどう思っているのかを表します。

これが、私の『プライベート・仕事・お金』の価値観のブロックです。
ピンクの上に赤と青が並行して並んでいるものを作りました。
これは、「プライベート」と「仕事」を分けたくない、そのどちらも含めて「自分」であって、そういう自分で「お金」をもらいたい。という思いで、赤と青をぴったり引っ付けて並べました。
そして、「お金」が何をするにも土台になると思っているので、ピンクを下にしました。
グループの人に同じ形の人がいたのですが、説明は全然違っててこれも面白かったです。
休憩時間にグループの人と運命的な出会い
本題に入る前に休憩がありました。
ここで、グループの人と話していたのですが、
なんと一人は同い年。
なんともう一人はLGBT仲間。

えええ~~~~~!!!!!
まじですか!!!!
もうほんと、超びっくりしました!
まさか、ワークショップ行ってLGBTの人に会うなんて思ってもいなくて超うれしかったです(*^^*)!
本題①「今年の私」
グループの人とも打ち解けて、いよいよ本題に入りました。
ここからは、大量に置いてあったブロックを自分で好きなように選んで作れます。
まずは、「今年の私」
制限時間は6分!
「今年の私」

ウォーミングアップのおかげか、結構な力作が作れました(*^^*)
この「今年の私」に3つのテーマをつけて、グループの人と語ります。
ここから話し合いのやり方もおもしろくて、
- 横の人が作った作品を自分が作った作品のように紹介する「他己紹介」をする。
- 質問に答える。
- 最後、作ったご本人の解説を聞く。
横の人の作品を連想ゲームみたいに想像して語るのってすごい難しかったんですが、どの人からも面白い解釈がいっぱいでてきて、本当ゲームみたいで楽しかったです。
最後に、本人の解説聞くと「なるほどね~!!!!」ってみんなが納得する感じも楽しかったです。
私が作った「今年の私」の説明です。
「違和感ゾーン」

まず、「違和感」のゾーンです。
グレーの土台で歯車やタイヤに囲まれている人が「休職前の私」の状態を表してます。
周りにある「タイヤ・歯車」は自分が感じてた「息苦しさ」や「重荷」、「組織の一部になれって言われているようなプレッシャー」を表してます。
とにかく色味も暗いし、冷たい感じです。
自分は頭抱えて伏せて、何も見えないように・何も感じないようにしてます。
「窓」は私の心理状態で、自分で自分の心を締め切って、とにかく自分の目の前のしがらみや違和感に押しつぶされそうになっている様子です。出口がない感じ。
「出会いゾーン」

そこから、「出会い」のゾーンに入ります。ここは「休職してからの私」です。
自分が締め切ってた窓を飛び越えて、様々な「出会い」を経験していることを表してます。
ピンクのブロックは「愛情」。
これは家族としっかり向き合って話ができたことで出会えたものです。
目とキラキラしたものが乗っている赤いブロックは「情熱・新たな視点・知識・経験」をあわらしています。
今まで自分が知らなかった世界に飛び込んでいくことで出会えたものです。
周りにいる人や水色のタワーは「自分の憧れ」です。
憧れの人や考え方に出会って応援されていくうちに、どんどん前をむけるようになっている様子を表しています。
「前進ゾーン」

最後に「前進」のゾーン。
ここでは、いままでの自分よりはるかに大きく成長した心の窓が開いており、窓の向こうに「王冠=輝く未来」があるのが見えている状態です。
そこに向かって今の自分は前進しているって感じです。
様々な「出会い」を経験していくうちに、自分にとっての「王冠」が見えてきたので、ほんと自分にとって「出会い」ってめっちゃ大事だなって改めて気づきました。
「出会い」こそ私の軸だって気づかされました。
本題②「1年後の自分」
次は、「1年後の自分」を作っていきます。
今年の自分から1年後にはどうなっていたいのか、願望・野望も含めてつくります。
「1年後の私」

これが私の望む「1年後の私」です。
土台も緑だし、窓などの隔たりが全然なくなってます。

真ん中で王冠をかぶっている人が「1年後の自分」です。
今見えている「王冠」を手に入れた自分を表してます。
私の後ろにあるカラフルな場所は「自分の居場所」です。
自然や人とのふれあい、子どもの笑顔、そんなものであふれる居場所がある状態を表しています。
暖かいイメージが伝わるように、電気やにこにこマークのブロックを入れました。
ここを自分の「基地」になるようにしていきたいと思っています。

私の前にいる二人の人は「学校内部」と「外部」の人をイメージしました。
学校にかかわらず、立場の異なる人を表しています。
私はその二つの立場の間で「はしご」をつなげ、歯車を回す役を担っています。

そして、緑の土台からはみ出てるいろんな線は「情報収集」を表しています。
自分は、一か所にいるんじゃなくて、フットワーク軽くいろんな場所や人に会って、そこで新たな知見を広げていきたいと思ってます。
だから、線の終わりのほうに「お金やキラキラしたブロック」を置いて、「価値あるもの」を手に入れたいってことを表してます。
そこで、手に入れた「価値あるもの」を「自分の基地」や「立場の違う人達」のために提供できるような「パイプ・潤滑油」のような人になりたい。

自分って、やりたいこと分かってきてるじゃん…
ちょっと感動しました。
本題③「その間を埋めるための自分の行動・姿勢」
最後に「今の自分」と「1年後の自分」の間にある溝を埋めるために自分に必要な行動・姿勢を作っていきます。
最後は自分の作ったものにキャッチフレーズまで作ります。
私が作ったのはその名も「パッションカー」!!

頭から火が出てるがいこつが自分です(笑)
その下に自己紹介で使った「赤い透明なブロック」を置いて、自分の情熱・ハートで走る車に乗っているイメージです。
私はパソコンに向かいながら、色んな勉強をして、車を動かしています。
車の両端にあるブロックが「自分が大事にしたい価値感・学びたいこと」を表していて、
左側の赤とピンクのブロックは「人とのつながり・愛情」を表しています。
右側の黒と黄色のブロックは「事務的なこと・お金のこと」を表しています。
そのどちらも大事で、そのバランスを取りながら学んでいきたいというのが「黒いやじろべい」で表しています。
片方に偏らないようにという戒めも込めて。
ただ、パッション燃やしすぎて燃え尽きないように、黄緑のブロックでの「席」を作って、リラックスして自分を客観視する時間も作っていくようにしたいと思っています。

そして、そのパッションカーの先には「透明な壁」や「どくろマーク」があり、困難がまっていることを示しています。
それらを、パッションカーでごりごりおし進めながら乗り越えていくうちに、
- 丸い赤いブロック=新しい情熱
- お金
- 白い丸=自分を守る盾
- 透明なガラス=新しい視点
など自分の武器になるものが待っているように配置しました。
パッションカーで進みながら、それらの武器を手に入れたとき、「1年後の自分」になっているような作りです。

自分って、やりたいことまでに必要なことも分かってるじゃん…
かなり感動しました。
振り返り
自分が作った作品を並べて、俯瞰してみます。


いや、ほんとこれ、自分だわ。
めっちゃ分かりやすい。
自分のやりたいことも進みたい方向も、そのために必要だと思ってることも、ちゃんと分かってるじゃん。
レゴおもしろ~~~~い!!!
同じグループの人のものも含めて写真を撮りました。

一人一人、本当にばらばらで、その人らしさや考え方が表れてます。

人と話をしながらやるからこそ、色んなことに気づけるんだろうな~。
これで無料って、本当、大満足だわ!
本当に申し込んでよかったです!!
グループの人とお茶
帰りの新幹線までにもう少し時間があったんで、同じグループの人とお茶しました。
自分と立場やキャリアが違う人と話すのって、本当に新鮮で楽しかったです。
今日出会ったばっかりで、一緒に濃いワークショップやった仲なんで、変な先入観もなく、とても真剣味ある話がたくさんできました。

あの場に60人もの人がいて、みんな自分のキャリアにもやもやした悩みがあってさ。
みんな真剣にレゴと向き合って自分のこと考えてるって思ったら、それだけで勇気もらえるよね。
って言われて、本当にそうだなって思いました。
自分だけが悩んでるんじゃなんだな~
って気づけるのも、こういうワークショップのいいところだなって分かりました。
グループの人と素敵な出会いもあって、
本当に大満足な弾丸ツアーでした!
まとめ
「レゴ®シリアスプレイ®」を実際にやってみて、自分の頭の中の考えが、ほんと目に見えてすっきりするし、モデルに意味づけしながら他の人に語ることで、より自分のことについて理解が深まる感覚が私は快感でした。
ただ、人によっては逆に「もやもや」が増えてしまう場合もあるみたいで、やっぱり試してみるのが1番いいなって思いました。
また、同じグループの人の作品を見て、説明を聞いたり、質問をしたりする中で、新しい発見もたくさん得られました。
それこそ、レゴ買い集めて、職場の人たちやこどもたち、セクシュアルマイノリティー協会の方たち、いろんな人とやってみたいなって思いました。
大人こそ、真剣に「レゴ」で遊ぶべき!
ほんと楽しかったです(*^^*)
DODAさん!
ミテモ株式会社さん!
素敵なワークショップをありがとうございました!
受けてみたい…