あなたは「松岡修造」さんを知ってますか?
元テニスプレーヤーで、超超超熱い男!で有名ですね。
松岡修造さんの「熱い名言」がひめくりカレンダーになった商品も発売され、
その言葉の熱さ、人間味も素敵で、私は松岡修造さんが大好きです。
「松岡修造」さんには数々の名言があるのですが、
今日はその中の1つである、
の意味を考えてみようと思います。
目次
熱い男!松岡修造の名言集
その前に、私の好きな「松岡修造」さんの名言を紹介します。
これ読むだけでも、元気がでるし、はっとさせられることが多いです。
それは上達するためには必ず必要なもの。
ただし、同じミスはしないこと。
- 松岡修造 -
中身のある人間って言われてますか?
イワナ見てみろよ!!
イワナはなあ、余計な味付けいらねえんだよ。
自分に中身がある。
ダシが凄いついてるんだよ。
イワナ見習って生きろ!!
中身で勝負だ!!
これから!!
ダシのある人間になれ!!
- 松岡修造 -
http://meigen-ijin.com/matsuokashuzo/4/
竹ってさあ台風が来てもしなやかじゃない。
台風負けないんだよ。
雪が来てもね。
おもいっきりそれを跳ね除ける!!
力強さがあるんだよ。
そう、みんな!!!
竹になろう!!!
バンブー!!!
- 松岡修造 -
例え方とか言葉の言い回しが面白いところもありますが、
凄まじく熱いですよね。

「深刻」と「真剣」の違い
では、本題の
真剣に考えても、深刻になるな!
について考えてみます。
「深刻」なときってどんなとき?
しんこく【深刻】
① 事態が切実で重大である・こと(さま)。
② 問題の重大さに心が深くとらわれる・こと(さま)。
③ 物事をつきつめて考えたり、念入りに工夫してある・こと(さま)。
④ きわめて残忍な・こと(さま)。
辞書で調べても、「深刻」って言葉は、とっても「重たい」・「暗い」感じがしますね。
とくに私は、「問題の重大さに心が深くとらわれる」というところが「深刻なとき」を表すポイントだと思います。
なぜなら、「問題の重大さに心が深くとらわれる」ってことは、
「自分は大きな問題を抱えている!!!」・「自分は今やばい状態なんだ!!!」っていう自分の自意識にばかり目が向いて、その自意識に「執着している」・「依存している」状態だからです。
要は、「問題」を解決する方法や「そもそも、これってそんなに重大なこと?やばいこと?」と自分を問いなおす「客観性」が保てていないんです。
もっときつい言い方をすると、自分が「悲劇のヒロイン・ヒーロー」を演じることに一生懸命になって、肝心な「じゃあ、これからどうするよ??」という問いから逃げてる状態です。思考停止状態です。
「深刻さ」を醸し出してしまうときは、どうしてもそういう「自意識」にとらわれてしまうから、建設的じゃないんだろうなあ、と思います。
私も、「深刻さ」を醸し出して、自分を守っていた時期があります。
そういう時って
- 「自分はこのままでいいんだろうか」
- 「自分にできることなんてあるんだろうか」
と「自分を変えなきゃ!」とか「自分にできるかどうか」という基準に偏りがちで、
自分の思うように身動きがとれない感じや心と頭が上手く連動しない感じになって、自分も辛いし、
自分の周りの人も「ちょっと、そっとしておこう。」という風に気をつかう感じになって、はれ物のように自分に接するようになります。周りの人もしんどくなります。
そういう周りの人の雰囲気を感じては、また「自分は周りの人に気をつかわせている…自分はなんてやつだ!!」と考え出して、さらに「自意識」に目が向くようになっていく…
まさに「深刻」の悪循環ですね。
休職する前の私はそれに見事にはまっていました。
逆に考えれば、「はれ物のように自分に接する」よう周りの人に仕向けて、
自分を攻撃されないように、自分の「本当の問題」に注目されないように、自分の「本当の問題」から目をそむけ続けられるように、
自分を守っていたのかも知れません。
でも、それって現状維持し続けてるだけで、なんの解決にもならないですよね?
じゃあ、「真剣」なときってどんなとき?
しんけん【真剣】
①( 名 ) (木刀や竹刀しないでなく)本物の刀。
②( 形動 ) 一生懸命に物事をするさま。本気であるさま。
「深刻」の説明より、ずいぶんシンプルです。
「一生懸命」・「本気」である状態が「真剣」なときです。
ここで、「深刻」の意味と比べてほしいのですが、「真剣」には「重大さ」や「切実さ」、「残忍さ」とかっていう、自分が「問題」に対して感じる「感情・自意識」は説明されておらず、とにかく「一所懸命」・「本気」である状態のみがポイントにされています。
つまり、「真剣」なときっていうのは、自分がなにか対象に向かって、「一生懸命」取り組んだり、「本気」で向き合ったりするのに、余計な「感情・自意識」がないんだと思います。
ただただ、純粋に
- おもしろそう!
- 楽しそう!
- やってみたい!
とかっていう気持ちや、
- このままじゃいやだ!
- どうにか今の状態から抜け出したい!
- もっと上手くなりたい!
という「なにくそ~!!!」っていうような気持ちなど、
自分の「心」に素直になって、実際に行動したり、どうすればいいかを考え始めたりするのが「真剣」なときなんだと思います。
そういうときって、「深刻」なときに感じていた
「自分にできることなんてあるのか…」「自分はなんて不幸なんだ…」
という「自意識」の「重さ」や「暗さ」、「ジメジメした感じ」はないし、
- どうやったらもっと楽しめるのかな?
- もっといい方法はないかな?
- なんかわくわくする!
って感じで、自分の人生を「ゲーム」のように、攻略して楽しむ「気軽さ」や「明るさ」を感じるのだと思います。
「深刻」と「真剣」って紙一重だけど…
「深刻」と「真剣」の違いを私なりに、考えてみたのですが、
「深刻」なときは、頭でっかちになりすぎて、無意識に現状維持しようと、重たくてじと~っと湿った雰囲気がします。
頭で考えるだけで、行動に移すことがないから、「もやもや」がたまっていき、精神的に不衛生な感じがします。
逆に「真剣」なときは、自分の心にしたがって、本気で現状を変えようと、明るくてさっぱりした雰囲気がします。
頭と一緒に心も体も使って一生懸命行動するので、「すっきり」するし、楽しいんだと思います。
一歩間違えれば、人はすぐ「深刻」な状態におちいります。
もちろん、人生の中で「深刻」な状態を味わうときがあっていいと思うし、
それを味わうからこそ、「真剣」な状態に移れることも多いのだと私は思います。
ただ、いつまでも「深刻」な状態にはまっているのではなく、
どこかのタイミングで「真剣」な状態に切り替えるのが大切なのだと思います。
松岡修造さんもきっと、
深刻になっても何も変わらない!!!
真剣なときのほうが楽しいんだ!!!ってことを伝えたかったのだと思います。
まとめ
「深刻」と「真剣」の違い、少しは伝わったでしょうか?
最後に、自分の「深刻さ」がすっとなくなるおすすめの本を紹介します。
この本のタイトル「小さいことにくよくよするな!しょせん、すべては小さいこと」の言葉通り、
あなたが「深刻」に考えていることを、1つずつ優しく溶かしていってくれる考え方がたくさん紹介されています。
興味のある方は、ぜひ一読されてください。
「深刻さ」や「正しさ」がいかに、自分の人生をつまらなくさせているか、
「真剣さ」や「心の穏やかさ」こそ、自分の人生を豊かにしてくれるもの、
ということに気づかされると思います。
あなたも今日から、
自分の人生に「深刻」になるのではなく、「真剣」になりましょう!
きっと心の中から「やりたい!」「楽しい!」って気持ちがでてくると思います。
今日もあなたを応援しています(*^^*)