「やりたいことが分からない」状態をこじらせずにすっきり卒業するたった1つの方法

 

あなたは、自分のやりたいことってすぐ答えられますか?

 

私の場合、

  • 毎日おいしいご飯を3食食べたい。
  • 読書や色んな人との出会いから自分の知見を広げたい。
  • スポーツを通じて心身を鍛えたい。
  • 可愛い彼女といちゃいちゃラブラブしたい。(絶賛募集中です(笑))

 

などの「ライフスタイル」全般に関わるやりたいこともはっきりありますし、

 

  • 多様な人々への自然体験活動やキャリア教育に関わりたい。
  • 世間のLGBTに対する認知が広がる活動がしたい。
  • 人材育成とコミュニティづくりがしたい。
  • 「みんな違って、みんないい」が当たり前の世界をつくりたい。

 

などの「ライフワーク」(生きがいになるような活動)も明確です。

 

 

 

じゃあ、最初からこんなに自分の「やりたいこと」がくっきりはっきり分かっていたかって言われると、全然違います。

 

  • 自分のやりたいことが分からない…
  • 自分が何を好きで何を望んでいるのかも全然分からない…
  • そもそも「自分」って何??何なの??
  • あ~~もやもやする~~~!!!

 

こんな風に「やりたいことが分からないから「自分が分からない」状態におちいって、大量の自己啓発本を読み漁り、セミナーを受け、あてもなく自転車で一人旅をして、最終的に怪しいビジネスにまで手を出そうとし、もう相当こじらせてました。

 

めんどくさいやつの極みとはまさにこの時の私。

 

 

 

 

じゃあ、それらで自分の「もやもや」は解決できたかって言われたらNOです。

 

 

当時の私は、知識を入れれば入れる分だけ、余計に訳わかんなくなって、こじらせのループを強化してました。

 

新しいことにチャレンジしてみても、空回りするだけで、不安が大きくなっていくだけでした。

 

 

今の私は、なぜ自分が「やりたいことが分からない」をこじらせ続けて苦しんでいたのか、よく分かります。

そして、その脱出方法も今なら分かります。

 

 

 

 

今回は、そんな過去の自分や同じように悩んでいる人に向けて、「やりたいことが分からない」状態から卒業する方法をシェアします。

 

 

目次

「やりたいこと」は常に変化する

 

 

 

まず1つ質問。

あなたの子どもの頃の夢ってなんでしたか?

 

 

 

私は「ペットショップの店員さん」や「獣医さん」に憧れている時期がありました。

また、「テレビタレント」や「スポーツ選手」、「小説家」など華やかな世界の人たちにも憧れていました。

 

 

こんな風に「夢」1つとっても、私たちって自分の成長とともに、ころころ変わりながら大きくなっていきます。

もちろん、イチローのようにプロ野球選手になることをずっと夢見て、その夢を叶える人もいますが、あくまでも超レアパターンです。

 

 

 

また、日々の食事でも、

  • 今日は和食が食べたい。
  • 今日はラーメンの気分。
  • めちゃくちゃジャンキーなものが食べたい!

など、その日の体調や状況、気分で「食べたい」ものって変わりませんか?

 

 

「食べる」という行為の対象だけじゃなく

  • 着たい服
  • 行きたい場所
  • 読みたい本
  • 知りたい情報
  • 会いたい人

なども「食べたい」の時と同じように自分の状況や環境で変化します。

 

 

 

つまり「○○したい」とか「○○になりたい」っていう「やりい気持ち」って、自分自身や環境の変化に左右されやすい感情なんです。

そんな移ろいやすい感情を、必死になって見つけようとするからしんどくなっちゃうんです。

 

また、

  • 「自分のやりたいことはこれ!」ってはっきり言えなければならない。
  • やりたいことってかっこよくて立派なものじゃなければならない。
  • やりたいことは1つに絞らなくてはならない。
  • やりたいことを決めたら変えちゃいけない。突き通して生きていかなければならない。

 

私がこじらせている時に信じていた「~ねばならない」たちです。

 

 

 

 

この戦、勝たねばならぬ!!!

武士たるもの一歩も引かぬぞ!

進めえええ~~~!!!!

 

お前は戦国時代の武将か!!

ってぐらい硬派というか、切迫しているというか、とにかく重たい!!!

 

 

そんな自分の生死に関わるような「唯一無二の最強のやりたいこと」を見つけようとしてるから苦しいんです。

 

 

 

今だから、はっきり言います。

 

 

 

 

唯一無二の最強のやりたいこと?

そんなもんねーよ!!!

 

 

 

 

 

サーティワンの大納言小豆だけでトリプルを頼んでTwitterにあげたい」だって

ジャンプが早く発売されるコンビニを調べて立ち読みしたい」だって

とにかく1日中ベットで食っちゃ寝したい」だって

 

全部「やりたいこと」の中に入るんです。

こんな、しょうもないもんも「やりたいこと」に入れていいんです。

 

 

 

 

  • やりたいことは常に変化するし、変化するのが自然。
  • 自分の中の「~ねばならない」を捨てて、もっと軽く「やりたいこと」を考える。

 

これ、「やりたいこと」を考えるうえで超大事なポイントなんで、メモしてね。

 

 

 

「やりたくないこと」を考えないからこじらせる

 

 

ここからが、本題。

 

「自分のやりたいこと」についてずっと書いてきましたが、それを考えるためには、まず自分のやりたくないことをはっきりさせる必要があります。

 

 

はあ??って感じですよね。

でも、超大事なんでよく聞いてください。

 

 

 

やりたいことが分からない人が1番足りていないのは、自分のやりたいことばっかり見つけようとして、やりたくないこと」を見つめていない。つまり「やりたくないこと」探しの時間が圧倒的に少ない。

 

 

順を追って説明します。

 

 

 

さっき「やりたいこと」は変化するもんだし、たくさんあっていいし、「唯一無二」なんて大げさなもんじゃなくていいっていうのは説明しました。

 

 

でも、「やりたくないこと」って個人差はありますが、実は子どものころからあんまり変化しないんです。

 

ただ、大人になるにつれて「慣れ」がでてくるから、「やりたくないこと」もできるようになっちゃうんです。

 

 

だから、人は「やりたくないこと」を考えなくなる。

 

なぜなら、それが「自分ができること」「社会から求められること」に変わっていくから。

 

 

 

自分が上手にできようが、社会から求められようが、やりたくなかったら「やりたくないこと」なんです。

 

「やりたいこと」と違って、誰が何と言おうと「やりたくないこと」って揺るがないんです。

 

「やりたくないこと」にこそ「自分の軸」があり、「自分探し」の出発点なんです。

 

 

 

 

 

これに、気が付いてから私の中でぱあって世界が変わりました。

 

 

ここに私のやりたくないことリストアップしときます。

  • 自分に嘘つくこと。
  • 本当の自分を人から隠すこと。
  • 自分と向き合うのをやめること。
  • 自分や人を責めること。
  • 人に媚を売ること。
  • その場しのぎ。
  • 自分の感情を無視すること。
  • 形だけで中身の伴わない働き方をすること。
  • 合意形成のない組織で淡々と業務をこなすこと。
  • 家と職場の行き来で毎日が過ぎていくような生活。
  • 中身のない騒がしいだけの飲み会に参加すること。
  • 同調圧力に屈すること。
  • 事務処理や細かいものの整理整頓。
  • 人と会話をしたり心を通わせたりする時間のない生活。
  • 自然や四季を感じられないところに住むこと。
  • 人生楽しくないって愚痴ること。

 

 

どうでしょう??

精神的なこと価値観に関係するものが多くないですか??

 

 

この中に書いたもの、私全部無視して生活することもできます。

というか無視して、全部やって生活してました。

 

ただ、無視し続けた結果「うつ」になったよ。

 

自分が感じる「違和感」を無視し続けると、最終的に「うつ病」になるよ。

2017年11月7日

 

 

 

 

あなたが「やりたいことが分からない」って悩んでいる、その悩みの本当の正体は「やりたくないことをしていて苦しい」っていう悩みなんです。

 

 

 

今すぐ「やりたいこと」を探すのを辞めて、「やりたくないこと」を自分の心に聞く。

そして、「やりたくないこと」を辞める。

 

 

 

これができたら、「やりたいこと」なんて探さなくても、ぽんぽんやりたいことが分かるし、できるようになります。

先に「やりたくないこと」を辞めるから「やりたいこと」ができるんです。

これこそ「やりたいことが分からない」をこじらせずにすっきり卒業する方法です。

 

 

 

 

自分と向き合える環境を整えて、行動する

 

 

私が自分の「やりたくないこと」と向き合いだしたのは、休職に入ってからです。

 

それまでは、働きながら必死に自分の「やりたいこと」を探したり、「違和感」を消そうとしたりしていて、正直自分と向き合えるような心理状態ではなかったです。

 

自分の「やりたくないこと」をはっきりさせるためには、しっかり自分と向き合える時間や環境、心理状態が必要です。

 

私は「休職中」という、自分と向き合うための時間も環境も心理状態も整っている時期に、自分の「やりたくないこと」を見つめて少しずつ辞めていったからこそ、今の自分になれました。

 

 

もしこれが、仕事をしてる時期に「やりたくないこと」を見つめていたと思ったら、ぞっとします。

なんとなくは掴めたかもしれませんが、きっと不完全燃焼で「もやもや」は残ったまま、やりたくないことを続けていたと思います。

 

 

 

 

何が言いたいかというと、自分と向き合うために必要な環境を整えてやらないと意味ないってことです。

意味ないっていったら語弊がありますが、効果は全く変わってしまいます。

とくに、自分の心の状態に余裕がないと、せっかく自分と向き合っても消耗するだけになるかもしれません。

 

 

そしてもう1つ。

「やりたくないこと」が分かったら、それを辞めるっていう行動までつなげないと、いつまで経っても「もやもや」は消えないし、「やりたいこと」も分からないままです。

 

 

だって、自分が行動を起こすから周りが変化するんです。

 

その行動でどんな変化が起こるかは分かんないですが、何かは変わるんです。

 

行動しなかったら、ずっと現状維持か衰退していく一方です。

 

 

 

そんなのやじゃないですか??

 

 

 

辞めるのも立派な行動です。

そこからスタートしましょう。

 

 

 

まとめ

 

自分と向き合える環境を整えて、「やりたくないこと」を辞める!

 

これが、今の私があなたにできる最上級のアドバイスです。

 

 

やりたくないことって日常の至る所にありますが、みんなそれを「常識」とか「周りの目」とか「責任感」とか色んなもので縛り付けられる「やらざるを得ない環境」に身を置いて生活してます。

 

ただ、それって自分が「その環境」にいることを選んで自分にやりたくないことを強制している、とも言えます。

 

 

 

私みたいに心と体が悲鳴を上げる前に、あなたは自分が今いる環境をよく見つめてください。

 

 

 

そこは居心地いいですか?

自分らしくいられる瞬間はありますか?

 

 

 

 

もしNOであるなら、少しでいいので自分が自分らしくいられる環境に移動しましょう。

 

そんな環境ない!!

って人はそれをまずそんな環境を探しましょう。

 

 

 

そういう安全地帯でまずは「やりたくないこと」を辞めてみてください。

 

ほんといつもと少し違うぐらいの「辞める」でも、効果は必ずでます。

 

 

 

本ブログの「ちりつも」精神で、ちょっとずつちょっとずつ「やりたくないこと」を辞めていけば、気がついた時にはめちゃくちゃ楽しい毎日が待ってますよ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

あなたは今からどんな「やりたくないこと」を辞めますか??

自分に問いかけてみてください。

 

 

今日もあなたを応援してます(*^^*)

 

 


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